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大友啓史監督作「秘密」、ファンタジア国際映画祭で公式上映!観客からは高評価

2016年8月3日 14:30

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観客からの質問に積極的に答えた大友啓史監督
観客からの質問に積極的に答えた大友啓史監督

[映画.com ニュース] 「るろうに剣心」シリーズの大友啓史監督が7月31日(現地時間)、カナダ・モントリオールで開催された第20回ファンタジア国際映画祭コンペティション部門に出品された「秘密 THE TOP SECRET」の公式上映に立ち合い、ティーチインに臨んだ。

1996年にスタートしたファンタジア国際映画祭は、アジア、北米、ヨーロッパ映画を中心に多くの作品を上映する人気イベント。第18回には「るろうに剣心 京都大火編」が観客賞銅賞を受賞しており、大友監督作品の上映は今回が2作目となる。

大友監督は、「M:I-2」や「レッドクリフ」シリーズを手がけ、自らが「映画の師」と敬愛するジョン・ウー監督とのやり取りを明かし「監督は、映画作りにおいて人物のエモーションをとても大事にして作っているそうです。アクションの中にエモーションがないと、見る人は心を揺さぶられない。すべてのジャンルにおいて、そこで動いている登場人物にエモーションをどうやって宿らせるかが1番大切だと。これは僕自身もとても大事にしていることですね」と信条を語る。本作を例に挙げ「ミステリーサスペンスでもあり、スリラーでもある。そして人間の魂の奥底まで深く潜り込んでいくドラマでもある。そういう意味ではジャンルを横断して映画を作りたいと思っています」とこだわりを見せた。

大友監督には観客から多くの質問が飛び、「アニメやコミックを映画化するとき、何を大切にしますか?」という問いには「コミックのイメージが基になりますが、コミックのオリジナルイメージからどのようにして卒業できるかがポイントだと思います。コミックのイメージを真似しているだけでは、絶対に勝てません。いい俳優は、内面的なアプローチから人物に似せていく。それと同じで、僕自身もコミックの持っている精神を表面的に見せるのではなく、何が大切か考えて準備をするようにしています」と語った。

観客からは「とてもビジュアルインパクトのある作品で、素晴らしかった」「映像美がすごく、物語にかなり引き込まれた。とても魅力的な作品」「コミックとフィルムノワールへのバランスの取れたオマージュだった。今まで見た中で1番の作品」と評価も高く、本映画祭のアジア映画プログラマー、ニコラス・アルシャンボール氏は「観客のリアクションがとても情熱的で、心から拍手を送っていました。何人か私のところにきて、今回のフェスティバルでベスト1の作品だと言ってくれました」と誇らしげに語った。

事件被害者の“脳に残った記憶”を映像化し、迷宮入りした事件を捜査する警察庁の特別機関「第九」。第九に配属された新人捜査官の青木一行(岡田将生)は、室長の薪剛(生田斗真)らとともに、死刑囚の脳内記憶を手がかりに行方不明となった娘・絹子(織田梨沙)を捜し始めるが、やがて日本全体を揺るがす凶悪事件に巻き込まれ、同時に薪の謎めいた過去に迫っていく。「秘密 THE TOP SECRET」は、8月6日から全国公開。

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