オスカー・アイザック、スピルバーグ監督の次回作に出演交渉
2016年7月17日 12:00

[映画.com ニュース] 「スター・ウォーズ フォースの覚醒」でブレイクした俳優のオスカー・アイザックが、スティーブン・スピルバーグ監督の新作「Kidnapping of Edgardo Mortara(原題)」の出演交渉を進めていることがわかった。
米歴史家・人類学者デビッド・ケルツァーが1997年に発表した同名ノンフィクションをもとに、トニー・クシュナー(「ミュンヘン」「リンカーン」)が脚本を執筆する歴史ドラマ。1800年代後半、病気を患い洗礼を施されたため、6歳にして伊ボローニャの両親の元から連れ去られたユダヤ人の少年エドガルド・モルターラの人生を描くもの。エドガルドはカトリック教徒として育てられ、のちに司祭となるが、両親は教皇制度の政治に巻き込まれていく息子を取り戻そうと奮闘する。
すでに、スピルバーグ監督作「ブリッジ・オブ・スパイ」でアカデミー賞助演男優賞を受賞したマーク・ライランスが、当時のローマ教皇ピウス9世役に決定している。アイザックが検討している役どころは、現時点では不明だ。
米バラエティによれば、スピルバーグ監督はクシュナーの脚本にほれ込み、現在撮影中の「レディ・プレイヤー・ワン(原題)」の完成後、「Kidnapping of Edgardo Mortara」に取り掛かることを決めたという。来年1~3月に撮影を開始する見込みだ。
アイザックは、名パイロットのポー・ダメロン役を再び演じた「スター・ウォーズ エピソード8(仮題)」と、「エクス・マキナ」でタッグを組んだアレックス・ガーランド監督の新作「Annihilation(原題)」の撮影を終えたところ。悪役のアポカリプスに扮した「X-MEN:アポカリプス」が8月11日に公開される。ライランスとスピルバーグ監督の再タッグを組んだファンタジー大作「BFG ビッグ・フレンドリー・ジャイアント」は9月17日公開だ。
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