ドウェイン・ジョンソン主演で往年の冒険小説「ドック・サヴェジ」を映画化
2016年6月2日 12:00
[映画.com ニュース] ドウェイン・ジョンソン主演でスーパーヒーローの元祖といわれる「ドック・サヴェジ」が映画化されることになったと、ハリウッド・レポーター紙が報じた。
ドック・サヴェジは、ケネス・ロブスン名義で執筆された冒険小説に登場する主人公の名前で、1930~40年代に出版された雑誌のタイトルにもなっている。誕生直後から肉体と精神を極限まで鍛え上げられた超人という設定で、「スーパーマン」に多大な影響を与えたことで知られている。
「アイアンマン3」のシェーン・ブラック監督が2013年から映画化に関わってきたが、ジョンソンがこのほど自らのインスタグラムで参加を発表。シャーロック・ホームズの推理能力、ターザンの身体能力、クレイグ・ケネディ教授の科学知識、リンカーン大統領の人格を兼ね備えたサヴェジ役を演じるだけでなく、自身の製作会社セブン・バックス・プロダクションを通じてプロデューサーも兼ねることになる。
ちなみに、ジョンソンは映画版「ベイウォッチ」、「ワイルド・スピード」シリーズ最新作「Fast 8(原題)」、「カリフォルニア・ダウン」の続編、リメイク版「ジュマンジ」などの出演を控えている。一方、メガホンをとるブラック監督は、ラッセル・クロウ、ライアン・ゴズリング共演の「ザ・ナイス・ガイズ(原題)」を完成させたばかりで、現在はリブート版「プレデター」の準備に入っている。