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三浦友和の“やさぐれ感”が尋常じゃない!「葛城事件」狂気のカラオケリサイタル映像解禁

2016年4月28日 08:00

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狂気の主人公を怪演
狂気の主人公を怪演
(C)2016「葛城事件」製作委員会

[映画.com ニュース] 劇団「THE SHAMPOO HAT」を率いる赤堀雅秋が「その夜の侍」(2012)に続いてメガホンをとった「葛城事件」の本編映像が、公開された。三浦友和演じる主人公・葛城清が、狂気を全身ににじませながらスナックでカラオケに興じる姿を切り取っている。

映画は、次男が無差別殺傷事件を起こし、ある家族が崩壊に至るまでの道のりをたどっていく。理想の家族像への思いが強すぎるあまり家族に威圧的に接する清、清に支配されるがままの生活を送る妻・伸子(南果歩)、リストラされたことを打ち明けられない長男・保(新井浩文)、清になじられ鬱屈した思いをくすぶらせる次男・稔(若葉竜也)の関係が徐々にゆがんでいき、やがて伸子が家出をしたことから家族に危機が訪れる。田中麗奈が、死刑囚となった稔と獄中結婚した女・星野に扮している。

映像では、清が稔との結婚報告に訪れた星野をスナックに連れ出した直後のシーンが描かれる。店内が薄暗いのにもかかわらずサングラスをかけたままの清は、デュエット曲「3年目の浮気」の男性パートだけを熱唱。おびえた様子の客や「私、歌いましょうか?」と申し出た星野を無視して歌い続けた清は、突然「(カラオケを)切れー!」と絶叫し、常連客に絡むなどやりたい放題。あげく、客に「早くこの町から出て行け」と言われるとぶち切れ、灰皿を投げつける。家族がバラバラになって心に傷を負い、周囲を拒絶する清の“やさぐれ感”が象徴されているシーンだ。

ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズ(05~12)で演じた町医者や、近年ではテレビドラマ「Nのために」の警察官など、人情味あふれるキャラクターの印象が強い三浦が、理屈の一切通用しない清を怪演している。三浦は「家族全員、どこかいっちゃっていてキャラが立っているのですが、清は特に身近にいてほしくないタイプ。家族はたまらない」と語っており、今回の映像からも常軌を逸した人物像が見て取れる。三浦の新たな魅力を引き出した赤堀監督は「これは三浦友和さんの代表作になると、僕自身は勝手にそう思ってます」と自信のほどを語っている。

葛城事件」は、6月18日から全国公開。

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