マイケル・キートン「アメリカン・アサシン」映画化に出演
2016年3月15日 17:00
[映画.com ニュース] 米CBSフィルムズとライオンズゲートが、ビンス・フリン著のベストセラー小説「アメリカン・アサシン(American Assassin)」を映画化する新作に、マイケル・キートンが出演すると米Deadlineが報じた。キートン以外のキャストはまだ決定していない。
原作は、テロリストを追いつめるCIA捜査官ミッチ・ラップの奮闘を描くスパイ小説シリーズの11作目。映画では、テロによって恋人を失った若きラップが、いかにしてCIAのメンバーになったかに焦点を当てる。キートンは、冷戦時代に活躍した元兵士で、ラップにテロリストと戦うための知識と技術を叩き込むスタン・ハーレー役を演じる。
ドラマ「HOMELAND」のマイケル・クエスタが監督し、「トゥルー・クライム」(クリント・イーストウッド監督)のスティーブン・シフが脚色。CBSフィルムズとライオンズゲートはシリーズ化を視野に入れており、主人公ラップを演じる若手俳優を間もなく発表する見込みだ。撮影は今夏スタートする予定。
キートンは、「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」(アカデミー賞主演男優賞にノミネート)、「スポットライト 世紀のスクープ」と、出演作が2年連続でアカデミー賞作品賞を受賞した。「スポットライト 世紀のスクープ」は4月15日から日本公開。また、キートンがマクドナルド創業者レイ・クロックを演じた伝記映画「ザ・ファウンダー(The Founder)」は、8月4日から全米公開される。