「くちびるに歌を」が第八回東京新聞映画賞受賞!三木孝浩監督が喜び語る
2016年3月2日 17:00

[映画.com ニュース] アンジェラ・アキの名曲「手紙 ~拝啓 十五の君へ~」をモチーフにした中田永一氏の小説を、新垣結衣主演で映画化した「くちびるに歌を」が、東京新聞主催の「第八回東京新聞映画賞」を受賞。2月29日に東京・帝国ホテルで授賞式が開催され、三木孝浩監督(「ホットロード」「アオハライド」)と、出演者の恒松祐里、下田翔大が参加した。
映画は、東京から故郷の長崎県・五島列島に戻ってきた音楽教員の柏木ユリ(新垣)と、柏木が顧問を務める中学校の合唱部員たちの交流を描く。
2008年に始まった東京新聞映画賞は、東京新聞が読者から募集した“大切な人に見てほしい映画”を参考に、毎年1作品を選出するもの。第6回には「ペコロスの母に会いに行く」(13)、第7回にはポーランド映画「幸せのありか」(13)が選ばれている。
三木監督は「もともとアンジェラさんは、合唱コンクールの課題曲として10代の子どもたちのために曲を作ったそうです。自分のためではなく誰かのために作るという思いが歌になって、小説になって、こうやって映画になって、そういう思いが波紋のように広がって生まれた作品です。今回、何よりも“大切な人に見てほしい”映画として選ばれたことをうれしく思います」と感動の面持ちで語った。
合唱部員役の恒松と下田は、「本作は特別な映画」と口をそろえ、それぞれに新垣との共演を振り返った。「新垣さんの第一印象は台本どおりクールな人だったのですが、撮影が進むにつれて距離が少しずつ縮まっていきました。その距離感がお芝居にもいかされ、楽しく撮影できたことがいい思い出です」(恒松)、「車の中のシーンで、冷房が使えなくて僕がめちゃくちゃ汗をかいてしまい、新垣さんが『(下田が演じた)サトルがめちゃくちゃ汗かいてるよ』って援護を求めてくれて、とても優しかったことが印象に残っています」(下田)。
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