ペコロスの母に会いに行く
劇場公開日:2013年11月16日
解説
「喜劇・女は度胸」「男はつらいよ フーテンの寅」などで知られる名匠・森崎東監督が、「ニワトリはハダシだ」(2003)以来10年ぶりに発表した監督作。62歳で漫画家デビューを果たした岡野雄一の介護日誌コミック「ペコロスの母に会いに行く」「ペコロスの玉手箱」を原作に、離婚して子連れで故郷の長崎に戻った主人公ゆういちと、85歳になりグループホームで暮らす認知症の母みつえの心温まる日常を描く。ゆういち役で岩松了が主演、母みつえ役に赤木春恵。そのほかのキャストに加瀬亮、竹中直人、大和田健介ら。原田知世と原田貴和子が約20年ぶりに姉妹共演も果たしている。
2013年製作/113分/G/日本
配給:東風
スタッフ・キャスト
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2020年8月12日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
7月に死去した森崎東監督の遺作となったのが、2013年に公開された今作だ。
森崎監督の故郷・長崎で撮影されたが、テーマとなったのが「認知症」。
岡野雄一の介護日誌コミックが原作となっているが、この原作がそもそも重いトーンではないこともあって、実に軽快に、それでいて非常に丁寧に作りこまれている。
そして何よりも、赤木春恵さんの名演技なくしては、成立しない。
長崎市内の現場で話を聞いたとき、「テレビドラマのイメージが強くて、きつい姑役ばかり。本当は弱いのにね…」と明かしてくれた時の、澄んだ眼差しが忘れられない。
決して誇張なく、笑わせられた後にはホロっとさせられて、誰と見ても楽しめる素晴らしい作品。
2021年8月6日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
劇中の「優しさ」に胸打たれました。
優しい物語です。
2021年8月1日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
主人公は売れない漫画家であだ名がペコロス、母親が高齢でボケが始まり、仕方なく高齢者施設に入れる。
主人公の幼い日々の思い出、母親の時々甦る記憶などで、二人の人生を面白おかしく描いていく。
上から目線の笑いではなく、あるある笑い。