ザ・スイッチ

劇場公開日:

ザ・スイッチ

解説

「透明人間」「ゲット・アウト」などホラー、サスペンスの話題作やヒット作を数多手がけるジェイソン・ブラムが製作、「ハッピー・デス・デイ」シリーズのクリストファー・ランドンが監督を務め、気弱な女子高生と連続殺人鬼の身体が入れ替わってしまったことから巻き起こる恐怖を描いた異色ホラー。家でも学校でも我慢を強いられる生活を送る冴えない女子高生のミリー。ある夜、アメフトの応援後に無人のグラウンドで母の迎えを待っていた彼女に、背後から指名手配犯の連続殺人鬼ブッチャーが忍び寄る。鳴り響く雷鳴とともにブッチャーに短剣を突き立てられたミリーだったが、その時、2人の身体が入れ替わってしまう。24時間以内に入れ替わりを解かなければ、二度と元の身体に戻れない。ミリーは新たな殺戮を企てるブッチャーを相手に、自分の身体を取り戻そうとするが……。「名探偵ピカチュウ」「スリー・ビルボード」のキャスリン・ニュートンがミリーに扮し、ブッチャーと入れ替わり後は手当たり次第に殺戮を企てる殺人鬼を熱演。一方、中身は女子高生で自分の身体を取り戻そうするブッチャーをビンス・ボーンが演じた。

2020年製作/102分/R15+/アメリカ
原題:Freaky
配給:東宝東和
劇場公開日:2021年4月9日

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(C)2020 UNIVERSAL STUDIOS

映画レビュー

3.5ホラーの皮を被ったスカッと&ほっこり系コメディ

2021年4月15日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

 呪いの短剣の力でJKとシリアルキラーの魂が入れ替わり、タイムリミットの24時間以内にその呪いを解くため、JKとその仲間たちが奔走する。
 冒頭から、仰々しい日付テロップとキツめの殺戮シーン集中投下で、B級ホラーとしてのつかみはバッチリ。二人が入れ替わってからは、見た目殺人鬼ブッチャーな高校生ミリーの愛嬌満点な姿と、彼女の最強の(ポリコレ的にも)親友たちとの友情、ミリーの恋愛や家族愛まで盛り込まれた遊園地のような作品。

 殺人鬼に体を乗っ取られるという不穏な設定で、殺人シーンもそこそこえぐいが、乗っ取られたミリーが暴れ回る姿を見ても不思議とそこまで嫌悪感がなく、むしろ爽快だ。というのも、序盤で描かれた本来のミリーの日常に出てきたいけ好かないキャラだけを、見た目ミリーなブッチャーが確実に仕留めてくれるからだ。
 見た目ブッチャーなミリーの方は、とにかくかわいい。ある意味、JK仕草をするヴィンス・ヴォーンを楽しむための映画かも知れない。元のミリーよりかわいく見える。でもそれだけでなく、キャスリン・ニュートンのミリーとキャラクター描写がシームレスにつながっているから、家族関係のことなど入れ替わり前後にまたがって変化するエピソードを自然に受け入れられる。

 1年前の父親の死から立ち直れずぎくしゃくしていたミリーの家族関係が、体が入れ替わり行きずりの他人として母の本心を聞けたことにより変わっていったり、驚きの流れでブッカーが見た目に惑わされないいい奴であることが証明されたりと、入れ替わったからこそ起こったほっこりエピソードに心が暖かくなった(人死んでますが)。
 一段落してあー怖かったねーで物語が終わるのではなく、ミリーの成長と家族の雪解けを感じさせるとどめシーンもいい。
 お約束のネタと展開だがむしろその安心感が心地よく、肩肘張らずに楽しめて、アトラクションを満喫した後のような気持ちになれる良作。

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ニコ

3.5いろいろあるけどヴィンス・ヴォーンが可愛い!

2021年4月30日
PCから投稿

入れ替わりものに小うるさくいうのも大人気ないですが、ご都合主義的な展開は少なからずあって、ルールの整合性についてもちゃんとしてるのかしてないのか随分考え込んでしまった。まあ、リアリティラインが甘めの作品なので、多少ムリはあっても、楽しく観らればそれでいい。

楽しさという点では、もうヴィンス・ヴォーンの女子高生演技がちゃんと可愛いということに尽きる。こういうアイデア勝負の作品において、演技がちゃんとしていることがいかに大切かがよくわかる。ジェンダーの問題を扱ってるわりに踏み込みが甘く感じたりはするのが、ヴィンス・ヴォーンの可愛さに身を捩っているだけでも観る価値は十分にあるんじゃないでしょうか。いや、ヴォーンだけじゃなくメインキャストがみんなおしなべて魅力的でした!

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村山章

4.0こんな、おバカで面白いホラーはアメリカ映画ならでは!

2024年6月8日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

映画.com3.4 102分
遠目でポスターを見た時はホラーとは気付かなかった。思いがけずホラーだったのでホラー好きとしては、期待が高まった。
13日の金曜日?、B級映画?、女の子苛められてるけど、こんな可愛いかったら普通苛められへんやん(笑)(みちょぱっぽい)、身体が入れ替わってから面白いやん!
ホラーコメディと云うと、まず始めにゾンビランドが思い付くが(そういえば、カメラを止めるな!もホラーコメディやなぁ)

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Sai-San

5.0賛否両論あるが、自分はとても楽しめた!

2024年3月2日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

怖い

興奮

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__mikii