話題作に引っ張りだこのベン・ウィショー、「白鯨との闘い」インタビュー映像入手!
2016年1月20日 17:00

[映画.com ニュース] 「マイティ・ソー」シリーズのクリス・ヘムズワースとオスカー監督ロン・ハワードがタッグを組んだ「白鯨との闘い」で、物語のキーキャラクターを演じたベン・ウィショーのインタビュー映像が公開された。
「007 スペクター」「ロブスター」「リリーのすべて」など話題作に引っ張りだこのウィショーが本作で演じるのは、「白鯨」の著者で知られるハーマン・メルビル。映画は、「白鯨」で語られなかった真実をあぶりだす内容となっており、「白鯨」を発表する前のメルビルが、巨大なマッコウクジラ=白鯨に襲われた捕鯨船の生存者に話を聞く形で物語が進行していく。
メルビルは、事件の真実を探るべく生存者ニカーソン(ブレンダン・グリーソン)に突撃取材し、かたくなに口を閉ざすニカーソンに粘り強く交渉。何とか話を聞きだすことに成功するが、船員たちの衝撃的な体験を知ることになる。「メルビルは、物語を進める触媒なんだ。真実を知りたい彼の渇望から始まるんだ」と自身の役どころを考察したウィショーは「2人(メルビルとニカーソン)とも、自分の心の闇と向かい合っている。夜を徹して話し、互いに挑戦した末に自分たちのことを新しい目で見始める」と両者に起きる心の変化を描いたドラマが見どころのひとつだと証言する。
さらに、作品全体を見渡し「この映画はある意味パニック映画でもあると思う。捕鯨の旅だが、神出鬼没の破壊的な白鯨に終始付きまとわれる」と語り「クジラや海というより大きな力に直面し、自分が取るに足らない存在であることを理解する。そういったテーマはとても美しい。僕が気に入ったのもそこだった」と明かす。
名匠ハワード監督とのタッグも刺激となったそうで「ロンのエネルギーは伝染する。彼は常に動き回っている。相手の肩をたたくときもせわしない」と物まねをしておどけつつも「ロン自身俳優だったから、物事を追い込み違うやり方をしようといつも意気込んでいる。俳優にとって素晴らしい監督だ」と敬意もしっかりと語っている。
「白鯨との闘い」は公開中。
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