デンマーク発ミステリー「獣は月夜に夢を見る」独特の映像世界収めた予告独占入手!
2016年1月19日 12:00

[映画.com ニュース] デンマーク発のミステリー映画「獣は月夜に夢を見る」の予告編が完成し、映画.comが独占入手した。寒々しくも美しい独特の映像世界が収められており、第67回カンヌ映画祭の批評家週間で称賛を浴びたノルディック・ミステリーの一部始終を見ることができる。
北欧の閉ざされた村を舞台に、決して抗えない秘密を抱える少女の、恐ろしくも切ない愛の運命を描く。「奇跡の海」「ダンサー・イン・ザ・ダーク」など、ラース・フォン・トリアー監督作で美術アシスタントを担当したヨナス・アレクサンダー・アーンビーが長編初監督を務め、銀幕デビューを果たしたソニア・ズーが圧倒的な存在感で主人公の少女役を演じ切った。
予告は、ある病により迫害されているマリーと、孤独を抱えるダニエルが恋に落ちる様子からスタート。2人の淡い青春物語を思わせるが、「君はお母さんと同じ病気だ」「お前らは生きているべきじゃない」というセリフが差し込まれると、物語は一変する。村にはマリーが知らない秘密が隠されており、さらに病気の母が「皆から恐れられていた」という事実が浮上。マリーとダニエルがすべてを知った時、愛し合う2人はどのような運命をたどるのか、展開に期待が高まる仕上がりだ。
「獣は月夜に夢を見る」は、ギリシャ・アテネ国際映画祭の最優秀監督賞、デンマーク映画批評家協会賞の最優秀撮影賞など、数多くの映画賞に輝いた。マッツ・ミケルセンの兄ラース・ミケルセンや、ソニア・リクターらが共演。4月16日から、東京・ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国で公開される。
(C)2014 Alphaville Pictures Copenhagen ApS
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