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地上411メートル「ザ・ウォーク」の世界を“疑似体験”してきた!

2016年1月19日 17:00

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その臨場感は想像以上!
その臨場感は想像以上!
(C) 2015 Sony Pictures Digital Productions Inc. All rights reserved.

[映画.com ニュース]1974年、米ニューヨークにあったワールドトレードセンターのビル間にワイヤーを張り、命綱なしでその上を渡りきったフランス人男性フィリップ・プティの実話を映画化した「ザ・ウォーク」。地上411メートルからの絶景を切り取った映像が話題を集めているが、映画.comは1月15日、都内で開催された最新鋭のバーチャルリアリティシステム「PlayStation(R)VR」(2016年上半期発売予定)を使用した本作のデモムービー体験会に参加し、“頂の景色”を疑似体験してきた。

ソニー・コンピュータエンタテインメントによるPlayStation(R)VRは、元々「プレイステーション4」などのゲーム機用に製作されたもの。専用のヘッドセットを頭に装着することでバーチャルリアリティ、つまり“仮想現実”が眼前に立ち現れ、ゲームの世界に入り込んだような体験ができる。その“没入感”には定評があるが、筆者はこれまで実際に体験したことはなかった。

会場に足を踏み入れると、床にはワイヤーに見立てたロープが1本貼り付けられており、その右側にはモニターが置いてあった。ここに映し出されるのが、体験者の“視界”。ヘッドセットをつけていない人にも、体験者にどのような景色が見えているかがわかる仕組みだ。今回使用する最新型のヘッドセットは、ディスプレイが従来の5インチから5.7インチに拡大するなど、多数の改良を加えた模様。ブルーのライトが光る近未来的なデザインは、ガジェット好きにも刺さるだろう。

今回、実際にヘッドセットを装着してまず驚いたのは、映像のクリアさだ。疑似体験といえど映像が粗ければ没入感はそがれてしまうが、そんな心配は全くの杞憂(きゆう)に終わった。ワールドトレードセンターの雄姿や、ニューヨークの町並み、さらには地上を行きかう車の様子までもはっきりと追うことができ、その臨場感は思わず「うわっ、怖い!」と声を上げてしまうほど。まさに、ワールドトレードセンターの頂上に立っている感覚を味わえるのだ。高所恐怖症の筆者としては、正直に言ってもう少し鮮明でないほうがありがたいリアルさだった。

そして、何より恐ろしいのが、足元から伸びる幅がわずか2.2センチしかないワイヤー。自分の視界に合わせて映像が動くため、自分が歩けば映像も動く。プティと同じく、ワイヤー・ウォークに挑戦する勇気を試されるのだ。自分が実際にいるのはビルの一室でちゃんと床があり、ロープが1本置かれているだけと頭では理解しているのだが、実際に足を踏み出すとなると体が全くついていかない。まさにひざが笑ってしまっている状態だ。筆者は踏み出そうとする、怖気づいて動けなくなる、を何度か繰り返したのち、1回目はまさかの時間切れ。その後気合を入れなおして数回チャレンジし、何とか渡りきったものの、1分少々の映像ながら終わってみれば冷や汗ととてつもない疲労感に襲われた。映画で描かれるプティのパフォーマンスは長さもアクロバティックさもこの比ではなく、今回の体験で改めてプティの途方もなさを思い知ると共に、本作のスケール感あふれる映像に圧倒された。

ザ・ウォーク」は、「フォレスト・ガンプ 一期一会」(94)のオスカー監督、ロバート・ゼメキス監督がメガホン。「(500)日のサマー」(09)、「インセプション」(10)のジョセフ・ゴードン=レビットが主演を務める。1月23日から全国公開。

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