人気韓国女優ハン・ヒョジュ、上野樹里との共演に歓喜「素晴らしい女優さん」
2016年1月14日 21:45
[映画.com ニュース]韓国女優ハン・ヒョジュが1月14日、上野樹里と共演した映画「ビューティー・インサイド」のプロモーションで来日。都内で行われた試写会イベントに出席した。
映画は、18歳の時から眠ると性別、年齢、人種まですべてが変わってしまう家具デザイナーのウジンと、家具店で働くイス(ヒョジュ)の複雑な恋模様を描く。韓国を代表する人気俳優ら123人が演じ、日本からは上野がウジン役のひとりとして韓国映画に初出演した。
「MIRACLE デビクロくんの恋と魔法」(14)に出演するなど、日本でも人気のヒョジュは、これまで10回以上来日しており、今回は昨年11月以来の滞在。「みなさんこんばんは。ハン・ヒョジュです。今夜は楽しんでください」と流ちょうな日本語で挨拶すると、会場からは大きな拍手が沸き起こった。
上野との初共演を振り返り、「ぜひ1度共演してみたいと思っていたので、本当に嬉しかった」と歓喜の表情。「改めて素晴らしい女優さんだと思いました。上野さんが作ってくださったウジンが、映画全体とイスにたくさんの影響を与えてくれました。監督と私が話す時にはいつも、『上野さんは素晴らしい女優さんですね』と言っていました」と最敬礼だった。また、撮影以外でも上野と言葉を交わしたと明かし、「日本語で話したり、上野樹里さんも韓国語を勉強していて、韓国語でもしゃべったりしました」と、互いに歩み寄って親交を深めたと話した。
さらに、123人のウジン役との複雑な演技については、「ひとつの作品で、これほど大勢の素敵な俳優さんとお会いできるのは光栄なこと。こんな機会はもう2度とないと思った」とニッコリ。「なじみがないような、ぎこちないところもありましたが、全てが大切な経験になりました。ひとつも漏らさずに楽しみたいという思いで撮影していました」と女優魂を見せた。最後に、「冬にピッタリの映画です。愛について改めて考える時間になって頂けたら嬉しい」と笑顔でアピールし、ピュアな魅力を振りまいた。
「ビューティー・インサイド」は、13年のカンヌ国際広告祭でグランプリを受賞した、インテルと東芝によるソーシャルフィルム「The Beauty Inside」が原案のファンタジックラブストーリー。ウジンを、上野をはじめユ・ヨンソク、イ・ジヌク、イ・ドンウク、イ・ボムス、ソ・ガンジュン、パク・ソジュン、パク・シネらが演じた。1月22日から東京・TOHOシネマズ新宿、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で順次公開。