マーベル「ブラック・パンサー」監督に「クリード」ライアン・クーグラーが正式決定
2016年1月14日 17:00
[映画.com ニュース] マーベル・スタジオの新作映画「ブラック・パンサー(原題)」で、「クリード チャンプを継ぐ男」のライアン・クーグラー監督がメガホンをとることが正式に決定した。
米Deadlineによれば、プロデューサーのケビン・ファイギは「このように優秀なフィルムメーカーをマーベルファミリーに迎えることができて、ありがたく思っている」といい、「ティチャラ(ブラック・パンサー)の物語に血を通わせてくれる完璧な監督を見つけた」と語っているという。
現在29歳のクーグラー監督は、長編デビュー作「フルートベール駅で」(2013)がサンダンス映画祭でグランプリ&観客賞の2冠に輝くなど早くから頭角を現し、「ロッキー」シリーズの新章「クリード チャンプを継ぐ男」(現在公開中)でさらに評価が高まっている。なお「クリード」の続編は17年秋の公開を予定しているため、クーグラー監督は監督を続投せず製作総指揮に回るとみられている。
マーベル初の黒人ヒーローとして知られるブラック・パンサーは、アフリカの奥地にある架空の国家ワカンダの王で格闘技の達人。映画では新鋭チャドウィック・ボーズマンが同キャラクターを演じ、本作に先駆け「シビル・ウォー キャプテン・アメリカ」(4月29日公開)でスクリーンに初登場する。「ブラック・パンサー」は2018年2月16日全米公開予定。