「007 スペクター」アンドリュー・スコット、ホロコースト否認をめぐる裁判劇に出演
2015年12月25日 19:30
[映画.com ニュース] 「SHERLOCK シャーロック」「007 スペクター」で知られるアイルランド俳優アンドリュー・スコットが、ホロコースト否認をめぐる裁判を題材にした「Denier(原題)」に出演していることがわかった。
米歴史家デボラ・E・リップシュタットにホロコースト否認論者と批判された、「ヒトラーの戦争」の作者デビッド・アービングが、リップシュタットを名誉棄損で訴えた裁判劇を描くもの。レイチェル・ワイズが主演を務め、トム・ウィルキンソンやティモシー・スポールが共演。スコットはリップシュタットの弁護人アンソニー・ジュリアスを演じる。
リップシュタットが2005年に米国で出版した著書「History on Trial: My Day in Court With a Holocaust Denier」を、「めぐりあう時間たち」「愛を読むひと」の脚本家デビッド・ヘアが脚色。「ボディガード(1992)」のミック・ジャクソン監督がメガホンをとり、12月上旬から英ロンドンで撮影が行われている。