ローラン・ビネの傑作小説「HHhH」映画化 J・クラーク&ロザムンド・パイクら主演
2015年5月17日 22:55

[映画.com ニュース] 仏作家ローラン・ビネのゴンクール賞最優秀新人賞受賞作「HHhH (プラハ、1942年)」が映画化されることになった。
「HHhH (プラハ、1942年)」(邦訳は東京創元社刊)は、ナチス親衛隊の高官で、「金髪の野獣」「プラハの屠殺者」と呼ばれ恐れられたラインハルト・ハイドリヒと、彼を暗殺したふたりの青年をノンフィクション的手法で描いた傑作長編。ハイドリヒがチェコ統治中の1942年、亡命中のチェコ軍人らが、イギリス空軍の支援のもと、パラシュートでプラハに降下し、ハイドリヒ暗殺を図った実際の事件がもとになっている。
映画版のメガホンをとるのは、「マルセイユ・コネクション」のセドリック・ジメネス監督。米バラエティによれば、ハイドリヒ役にジェイソン・クラーク(「ターミネーター:新起動 ジェニシス」)、その妻リナ役にロザムンド・パイク(「ゴーン・ガール」)が決定した。
さらに、ふたりの暗殺実行犯役でジャック・レイナー(「トランスフォーマー ロストエイジ」)とジャック・オコンネル(「300 スリーハンドレッド 帝国の進撃」)、チェコのレジスタンスの女戦士役でミア・ワシコウスカが共演する。8月にプラハでの撮影開始を予定。
なお、同じくハイドリヒ暗殺事件を題材にした映画「Anthropoid(原題)」が、ショーン・エリス監督、暗殺実行犯役のキリアン・マーフィとジェイミー・ドーナン主演で別途進められており、こちらも今夏プラハでの撮影が予定されている。

PR
©2025 Disney and its related entities
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

キャンドルスティック
【予告編だけでこんなに観たくなること…ある!?】阿部寛、10秒でAIを騙す――狂おしいほど面白そう
提供:ティ・ジョイ

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった“1秒”で爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

すさまじい“魂震作”だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント