「マクロスΔ」新歌姫は18歳・鈴木みのり!メインキャラクター初披露
2015年10月29日 16:15
[映画.com ニュース] 人気SFロボットアニメ「マクロス」シリーズの最新作「マクロスΔ(デルタ)」の製作発表会が10月29日、東京・秋葉原UDXで開催。新歌姫の鈴木みのりをはじめ、原案・総監督・バルキリーデザインの河森正治、安田賢司監督、シリーズ構成・脚本の根元歳三、ビジュアルアーティストの天神英貴らメインスタッフ、キャラクタービジュアル、バルキリービジュアルなどの作品詳細が発表された。
約8000人のオーディションから選ばれた鈴木は、本作で声優デビューを飾る18歳の新人。鈴木が演じるのは、夢を追いかけて故郷を飛び出してきた元気な少女フレイア・ビオン。河森総監督いわく、「重要なヒロインのひとりとなる」キャラクターだという。小学校の時からマクロスのファンだったという鈴木は、「台本をもらった瞬間、フレイアちゃんに運命を感じて、演じたいと思ったので、夢がかなって幸せです!」と満面の笑顔。時折、緊張ものぞかせる鈴木を温かい眼差(まなざ)し見守っていた河森総監督は、「彼女の前向きでアクティブなキャラクターがフレイアと合っていた。声優としての演技力だけでなく、歌もうまくなくてはいけないが、その両方を満たしていた」と起用理由を明かした。
今シリーズは西暦2067年が舞台。銀河系辺境の星系を中心に、凶暴化し破壊の限りをつくす「ヴァールシンドローム」が拡大し、星間複合企業体は事態を鎮圧するため、少女たちによる戦術音楽ユニット「ワルキューレ」と、共同作戦を遂行するバルキリー部隊を結成。その一方で、「“風の王国”の“空中騎士団”」と呼ばれる、謎のバリキリー部隊も動き出す。
この日は、メインキャラクターと新バルキリーを描いた2つのビジュアルが初公開。1つ目は、新バルキリー「Sv-262 ドラケンIII」6機が並び、その前に5人の空中騎士団が並ぶ勇ましいビジュアル。2つ目のビジュアルは、もうひとつの新バルキリー「VF-31 ジークフリード」5機の前で5人の女性キャラクターがキュートにポーズを決めている。司会から「このなかにも歌姫がいるんですか?」と問われた河森総監督は、「この5人、全員が歌います」と明かし、この5人が戦術音楽ユニット「ワルキューレ」だと説明。史上初の歌姫5人態勢に場内がざわめくなか、スタッフ陣は「今回は趣向を変えて新しいタイプの歌姫を見ていただく」(安田監督)、「5人全員が活躍して、今までにない音楽シーンを見せます」(河森総監督)と意気込んだ。
同シリーズは、バトルのみならず、奥深い人間ドラマや恋愛模様を展開。河森総監督は「それぞれに色々な考え、生き方があるということを歌、戦い、恋愛を交えて描きたい」と今シリーズのストーリーの方向性を語る。さらに「ワルキューレはバルキリーには乗らないが、バルキリー部隊と共同で作戦を行う」(河森総監督)、「今シリーズはチーム対チームという見せ方。それだけボリュームのある作品になると思う」(天神)と過去シリーズとは異なる展開を見せることを示唆した。
今シリーズの放送に先駆けて、スペシャル番組「『マクロスΔ(デルタ)』先取りスペシャル」がTOKYO MX系とBS11で12月31日午後6時から放送。さらにTOKYO MX系で「劇場版マクロスF イツワリノウタヒメ」が12月29日午後6時、「劇場版マクロスF サヨナラノツバサ」が12月30日午後6時から地上波初放送される。「マクロスΔ(デルタ)」の放送日時は、公式サイト(http://macross.jp/news/?id=80)でアナウンスされる。
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