第28回東京国際映画祭　ヘレン・ミレン、中谷美紀ら各国女優陣が美の競演！

特別招待作品「黄金のアデーレ名画の帰還」のヘレン・ミレンはスパンコールや刺繍が施されたゴージャスなドレス。「サヨナラの代わりに」のヒラリー・スワンクは、2色の繊細なフリルが胸元にあしらわれた華やかなロングドレスでミレンと共にオスカー女優らしい貫禄を見せた。

コンペティション部門出品作「FOUJITA」の中谷美紀はクラシカルな気品あふれるハイネックの白ドレス、「残穢【ざんえ】―住んではいけない部屋―」の竹内結子はランバンのエレガントなワンショルダー、橋本愛は長い黒髪にマッチしたヴィクター＆ロルフの個性的なデザインのブラックドレスで登場し、にこやかに沿道のファンに手を振っていた。

クロージング作品「起終点駅　ターミナル」の本田翼は、白地にグリーン系の帯のあでやかな振袖姿で登場し観客のため息を誘った。パノラマ部門「の・ようなもの　のようなもの」の北川景子は、黄色のラインが印象的なベルサーチの黒のノースリーブのミニ丈のドレスで美脚を披露。「WE ARE Perfume WORLD TOUR 3rd DOCUMENT」が公開されるPerfumeの3人はシックなモノトーンの衣装で統一し、ファンの声援に応えていた。

中国、インドなどアジア各国の女優陣は抜群のスタイルを際立たせるデザインのドレスや民族衣装で観客の目を楽しませた。また、今年はヘレン・ミレン、ヒラリー・スワンク、中谷美紀のほか、「シーズンズ2万年の地球旅行」でナレーションを担当した木村文乃、「劇場霊」の島崎遥香ら清楚な白いドレスを着用する女優陣が目立った。

第28回東京国際映画祭は、メイン会場となる六本木ヒルズ、新宿バルト9、新宿ピカデリー、TOHOシネマズ新宿ほかで31日まで開催。コンペティション、特別招待作品、アジアの未来、ワールド・フォーカス、日本映画スプラッシュ、CROSSCUT ASIAの6部門と新設部門のパノラマ、Japan Now、日本映画クラシックスのほか、提携企画を合わせた国内外の作品200本以上が上映され、出演者による舞台挨拶やティーチインイベントが連日行われる。