キム・ギドク新作「殺されたミンジュ」予告で描かれる危険な暴力の連鎖
2015年10月11日 14:00

[映画.com ニュース] 第71回ベネチア国際映画祭ベニス・デイズ部門で作品賞を受賞した、鬼才キム・ギドク監督の新作「殺されたミンジュ」が、2016年1月16日に劇場公開されることになり、予告編が完成した。
ギドク監督が、少女殺害事件をめぐり、事件の容疑者となった男たちと彼らを拷問する謎の武装集団の暴力の連鎖を描いた群像サスペンス。予告編は、暗がりで少女を襲った悲劇から始まり、事件に関わった男たちが次々と襲撃され、過去の罪の告白を強要されていく。容疑者狩りのなか、マ・ドンソク扮するリーダーらの複雑な思いが絡み合い、危険な暴力が満ちていく。
俳優の藤原竜也は「すべてうまくいくわけではない。何で今を生きているのか? 皆必ず泣く、泣く。そして失望する。ボクは思う、これが人間なんだと。ボクは、キム・ギドクの映画が大好きだ!」とコメントを寄せている。劇中では、「春夏秋冬そして春」(2003)以来、約11年ぶりにギドク作品に出演したキム・ヨンミンが1人8役に挑戦し、暴力を振るい振るわれる加害者、被害者を演じた。
「殺されたミンジュ」は、16年1月16日から全国で公開。
(C)2014 KIM Ki-duk Film. All Rights Reserved.
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった1秒のシーンが爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

186億円の自腹で製作した狂気の一作
【100年後まで語り継がれるはず】この映画体験、生涯に一度あるかないか…
提供:ハーク、松竹

なんだこの映画は!?
【異常な超高評価】観たくて観たくて仕方なかった“悪魔的超ヒット作”ついに日本上陸!
提供:ワーナー・ブラザース映画

すさまじい映画だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

“生涯ベスト”の絶賛!
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

究極・至高の“昭和の角川映画”傑作選!
「野獣死すべし」「探偵物語」「人間の証明」…傑作を一挙大放出!(提供:BS10 スターチャンネル)