DCコミックスの悪が集う「スーサイド・スクワッド」16年日本公開決定 迫力のジョーカー画像もお披露目
2015年9月25日 21:00
[映画.com ニュース] 「スーパーマン」や「バットマン」で知られるDCコミックス内の様々な作品に登場する悪役が集結した映画「Suicide Squad」が、「スーサイド・スクワッド」の邦題で2016年に日本公開されることが決定した。あわせて、バットマンの宿敵で今作でも重要な役割を担うと予想されている、ジャレッド・レト扮するジョーカーの画像が公開された。
映画は、「バットマン」をはじめとしたDCコミックスの作品に登場し、現在は服役中の囚人たちが、減刑と引き換えに命がけで危険な任務に挑む部隊=「スーサイド・スクワッド」を結成して悪と戦うという物語。強烈な個性を持つ悪役たちが作品の垣根を超えて共闘するという設定から、アメリカでは「スター・ウォーズ フォースの覚醒」を超えるペースで予告編が再生されるなど、早くも注目を集めている。監督を「フューリー」で迫力の戦争アクションを演出したデビッド・エアーが務め、ジョーカー役のレトのほか、ウィル・スミス、マーゴット・ロビー、ジョエル・キナマン、ジェイ・コートニー、カーラ・デルビーニュなどそうそうたる顔ぶれが出演する。
日本公開決定とともに披露された画像は、今作で新たに出現するジョーカーの姿だ。「バットマン」シリーズを代表する最も有名な「悪」の1人で、常軌を逸した立ち振る舞いと圧倒的な存在感で人気を誇り、これまでの「バットマン」映画ではジャック・ニコルソンや故ヒース・レジャーさんが狂気に満ちた熱演を披露してきたことで知られる。
そんなジョーカーを、今作では「ダラスバイヤーズ・クラブ」でアカデミー助演男優賞を受賞したレトが体現。30キロの増量や20キロの減量まで躊躇(ちゅうちょ)なくこなすストイックな役作りで知られるレトは、体中に入った入れ墨や緑の髪、恐怖を与える銀歯、笑顔とも悲鳴ともわからぬ表情と、画像だけでも度肝を抜くジョーカー像を作り上げている。
今作を手がけるワーナー・ブラザース映画は、2大ヒーローが激突する「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」と、続く「スーサイド・スクワッド」を皮切りに、2020年までにDCコミック原作のアクション大作10作品の公開を予定している。