中谷美紀主演の舞台「猟銃」が2016年4月に再演!
2015年9月21日 22:20
同舞台は、9月11日公開の「ボーイ・ソプラノ ただひとつの歌声」や中谷が出演した映画「シルク(2007)」でメガホンをとったフランソワ・ジラール監督の演出で、2011年に上演された。カナダ・モントリオールで行われた初演は現地メディアに絶賛され、東京、兵庫、新潟、福岡、名古屋、京都で上演された日本公演も、第19回読売演劇大賞優秀女優賞、第46回紀伊國屋演劇賞個人賞を受賞するなど大成功を収めた。
舞台「猟銃」は、昭和の文豪・井上靖が1949年に発表した短編小説を舞台化。ある男性の13年にわたる不倫の恋が、妻、愛人、愛人の娘という3人の手紙によって暴かれていく。中谷は、この3人の女性を1人で演じる。
中谷は本作の出演後、13年に三谷幸喜監督の舞台「ロスト・イン・ヨンカーズ」、15年にマックス・ウェブスター演出の舞台「メアリー・ステュアート」に出演。この経験を踏まえ、「多くのことを学ばせていただいた今から振り返ると、2011年の『猟銃』はまだまだ拙かったなと反省することもたくさんあり、今度こそよりよき『猟銃』をご覧に入れたいと思い、再演に至りました」と明かす。さらに「再び臨ませていただくからには、ひとりひとりのキャラクターと言葉に対し、真剣に向き合い、丁寧にお伝えしたいと思っています」と意欲を示した。
一方、エンタテインメント集団「シルク・ドゥ・ソレイユ」の舞台「ZED」や、ニューヨークのメトロポリタンオペラでワーグナーの舞台「パルジファル」の演出を担当するなど、オペラや舞台劇の演出家としても高い評価を受けるジラール監督は、「さらに経験を重ね、どのようなスキルを身につけられたのか、とても興味があります」と中谷の成長に期待を寄せた。
舞台「猟銃」は、2016年4月上旬から、東京・パルコ劇場で上演。地方公演は 5月上演予定。チケット情報などの詳細は、後日パルコ劇場公式サイト(http://www.parco-play.com)で告知される。
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