パルジファル

劇場公開日:

解説

救済をテーマにしたリヒャルト・ワーグナーの舞台神聖祝典劇『パルジファル』の映画化。監督はハンス・ユルゲン・ジーバーベルク、撮影はイゴール・ルターが担当。出演はアルマン・ジョルダンほか。

1981年製作/西ドイツ・フランス合作
原題:Parsifal
配給:ミリオンコンサート協会
劇場公開日:1988年4月2日

ストーリー

中世スペインのモンサルヴァートの若き城主アムフォルタス(アルマン・ジョルダン、歌唱=ヴォルフガング・シェーネ)は、魔術師クリングソール(オーゲ・ハウグランド)討伐の際の、呪われたクントリー(エディット・クレヴァー、歌唱=イヴォンヌ・ミントン)との戦いでうけた癒えることない傷に苦しむが、ある日聖杯のお告げを受けた彼は、やがてやってくる粗末な衣をまとった若者パルジファル(ミハエル・クッター、カリン・クリック、歌唱=ライナー・ゴールドベルク)の同情によって苦しみから「救済」され、呪いに苦しむクントリーも彼から施された洗礼によって、念願の死へと旅立つことができるのであった。

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