紀里谷和明×C・オーウェン×M・フリーマン「ラスト・ナイツ」TIFFパノラマ部門出品!
2015年9月17日 17:00
[映画.com ニュース] 紀里谷和明監督がクライブ・オーウェン、モーガン・フリーマンを迎えたハリウッドデビュー作「ラスト・ナイツ」が、第28回東京国際映画祭パノラマ部門に正式出品されることが決定した。あわせて第69代横綱・白鵬翔、江口洋介、戸田奈津子らのコメントが寄せられた最新ポスタービジュアルが完成した。
今年から新設されたパノラマ部門は、 ヒューマンドラマ、ホラー、アニメーションなど映画の多様性が体感できる刺激的、個性的な作品を日本での劇場公開前にプレミア上映する。本作は、「CASSHERN」「GOEMON」で独自の世界を築いてきた紀里谷監督が、主君の不当な死に報いるため立ち上がった気高い騎士を描く。
最新ポスターは、フリーマン演じる亡き主への思いを胸に、騎士の魂が込められた剣を地に突き立てた騎士長(オーウェン)が静かな重みを放つ。劇場公開に先駆けて鑑賞した白鵬翔は、劇中のセリフに感銘を受けたそうで「人生は、我慢した者が勝つのだと教えてくれた気がします!」と思いを語っている。
ほかに「誇り高き伝統と忠誠心を奪われた瞬間の、男達の逆転劇を見逃すな。紀里谷監督が打ち出すサムライスピリットが、ハリウッドのスケールの中で爆発する。」(江口)、「多くの映画の字幕を担当してきたが、一語一句、監督と話し合ったことは今回が初めて。この作品への監督の思い入れ、情熱がじかに伝わってきた。字幕づくりの理想かもしれない。」(戸田)、「映像の奇才に魂が舞い降りた。この作品は日本人の魂の源流が描かれている!」(漫画「北斗の拳」原作者・武論尊氏)といったメッセージが刻まれている。
「ラスト・ナイツ」は、11月14日から全国で公開。第28回東京国際映画祭は、10月22~31日に東京・六本木ヒルズ、新宿バルト9、新宿ピカデリーほかで開催。