【全米映画ランキング】「The Perfect Guy」がV。M・ナイト・シャマラン新作は2位に

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［映画.com ニュース］　3本の新作が拡大公開された9月第2週の全米ボックスオフィスは、サナ・レイサン、マイケル・イーリー、モリス・チェスナット共演のサスペンススリラー「The Perfect Guy」が約2590万ドルで首位デビューを果たした。

同作は、恋人と別れたばかりの中年女性が「完璧な男性」と出会い恋に落ちるが、その男性が実は恐ろしい本性を隠していた……というストーリー。設定に小さな違いはあるものの、男女を逆にしたアフロアメリカン版「危険な情事」といった内容で、批評家からは酷評されながらも多くの観客を呼び込んだ。グロス（最終興収）は5000万ドル以上が見込まれている。監督はサム・ロックウェル主演「転落の銃弾」のデビッド・M・ローゼンタール。

僅差で2位デビューとなってしまったのが、「シックス・センス」「アンブレイカブル」「サイン」のヒットメーカー、M・ナイト・シャマラン監督の最新作「ヴィジット」。ペンシルバニアの田舎にある祖父母の家に1週間滞在することになったティーンエイジャーの姉弟が、祖父母の異変に気づき、やがては極限の恐怖に苛まれることになる。普段は批評家から叩かれることの多いシャマランだが、今回は好意的なレビューも寄せられており、ハロウィーンまで息の長い興行になる可能性もある。製作は「パラノーマル・アクティビティ」シリーズのジェイソン・ブラム。出演は「アレクサンダーの、ヒドクて、ヒサンで、サイテー、サイアクな日」の主演エド・オクセンボールドに、オリビア・デヨング、ディアナ・デュナガン、ピーター・マクロビー、キャスリン・ハーン。

3位は前週首位の宗教ドラマ「War Room」で累計は約4000万ドルに。そして5位には、7週連続でトップ5入りを果たしたトム・クルーズ主演「ミッション：インポッシブル　ローグ・ネイション」。国内での累計は約1億8800万ドルに。先週末の中国での大ヒットスタートで全世界興収は6億ドルを突破し、第4作「ゴースト・プロトコル」の約6億9400万ドルを上回り、シリーズ記録を更新するのは確実と見られている。

その他9位には、ケイト・ボスワース＆ヘイデン・クリステンセン主演の宗教ドラマ「90 Minutes in Heaven」がランクインした。

今週末はジョニー・デップ、ベネディクト・カンバーバッチ、ジョエル・エドガートン、ケビン・ベーコンら豪華共演の実録犯罪ドラマ「ブラック・スキャンダル」に、大ヒットアクションの第2弾「メイズ・ランナー2：砂漠の迷宮」などが公開となる。