アレクサンダーの、ヒドクて、ヒサンで、サイテー、サイアクな日

解説

「フォックスキャッチャー」のスティーブ・カレル、「ダラス・バイヤーズクラブ」のジェニファー・ガーナー共演によるディズニー製ファミリーコメディ。アメリカの人気絵本作家ジュディス・ビオーストの絵本を原作に、次々とトラブルに見舞われてしまう家族を描く。もうすぐ12歳になる少年アレクサンダーは、家族の中で自分だけに悪い出来事が続くことにうんざりしていた。世界中で自分だけが不幸だと思い込んだ彼は、家族にも災難が降りかかるよう願い事をしてしまう。すると翌日、アレクサンダーの願い通りに、家族全員が次から次へとトラブルに巻き込まれる。監督は「バッドトリップ! 消えたNO.1セールスマンと史上最悪の代理出張」のミゲル・アルテタ。

2014年製作/アメリカ
原題または英題:Alexander and the Terrible, Horrible, No Good, Very Bad Day

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映画レビュー

3.5前向き家族

2020年11月10日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

楽しい

幸せ

両親、兄姉、赤子の弟…一見平凡な家庭の男の子。
しかしアレクサンダーくんは、ツイてない!
明日は誕生日だというのに友達にヘンな写真メールをばらまかれたり、意中の女の子の前で失態したり、弟のお気に入りのおもちゃを排水口に落としたり…とにかく日常生活で嫌になる事ばかり。
その昔少年ジャンプで、『ラッキーマン』に変身するツイてない主人公がいたね~。
イクメンのパパは新しい仕事が決まったり、ママは仕事で役職アップ、お兄ちゃんはカノジョとプロム&免許試験、お姉ちゃんは劇で主役のピーターパン役、弟は初めての言葉…とイイ事づくし!
何でボクだけ…。
アレクサンダーは日付けが変わった誕生日に“願い”ではなく“呪い”をかける。ボクの最悪な一日を家族にも…。
そしたら…!

タイトルは“アレクサンダーの…”となっているけど、実際の話は順調から一転、家族に災難が降り注ぐ。
お気に入りのおもちゃが無くなって泣き止む我が子をあやしながらパパは面接へ。ママは仕事で凡ミス…いや、う○こミス。お兄ちゃんはカノジョと喧嘩&免許試験を受けるが…。お姉ちゃんは風邪を引いてしまい…。
次から次へと、次から次へと。こりゃ嫌になるわ…。
そんな家族の災難を、ドタバタドタバタのタッチで。テンポも軽快。
如何にもなTHEアメリカン・コメディ。ディズニー印なので下ネタやお下品ネタも抑えられ、ファミリーで見れる。

家族で責任の押し付け合い、罵り合い。
アレクサンダーが正直に告白。そんな事、非現実的だけど、でも…。
おそらくタイトルの意味は、アレクサンダー個人に災難が降り注ぐ事ではなく、家族に災難が降り注いでそれによってアレクサンダーが最悪を感じる…という事なのだろう。(個人的見解)

最悪な一日でも、家族が一緒になれば。一緒にいれば。
今日が最悪でも、明日はきっと。

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近大

4.0テンポよく楽しめる

2016年8月25日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

笑える

楽しい

12歳の誕生日を迎えるアレクサンダー少年、父は失業中で弟で赤ん坊のイクメン中だ。
母は出版社に勤め、兄はガールフレンドに夢中、姉は舞台劇に夢中で、夜は食事中に今日一日に起きたことを話し合う。
ところがアレクサンダーにとって最悪の日にほかの家族はいいことばかり、頭にきたアレクサンダーは悪いことが起きますように、と呪いをかけてしまう。
先の展開は読めるのだが、時々出てくる緑の赤ん坊を見ていると楽しくなってしまう。

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いやよセブン

3.5何だかんだで、家族っていいね~、と思わされちゃう映画でした

2016年5月24日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

楽しい

幸せ

とりあえず、タイトルが長い・・・。
B′zの「愛のままにわがままに、僕は君だけを傷つけない」と肩を並べるぐらい、タイトルが長いです(笑)
タイトルが長過ぎて劇場でチケットを買う際に苦労しそうだから日本では劇場未公開となってしまったのでしょうか?(そんな訳ないか)
ただ、劇場未公開とは言え製作はディズニーでしたので、安定感は抜群、きっちりと水準級の笑いは確保されたファミリー・コメディに仕上がっていましたね。

まあ子供のアレクサンダー君が酷くて悲惨で最低最悪な目に合うと言うよりは、その家族が悲惨な目に合う映画だったので、微妙にタイトルと内容にズレが合った気はしましたが、DVDスルー映画は皆そんなようなものですから、そこは特別気にする必要はなしでしょう。
私は何の前情報もなく単純にキャスト目当てで鑑賞したのですが、アレクサンダー役がスティーブ・カレルで、彼がとんでもないことになる映画だと思っていましたから、当たらずも遠からず、結果オーライと言うことで。

しかしさすがはファンタジーのディズニー、家族が悲惨な目に合うまでの流れは物凄く強引なのに、ディズニーだからと言う理由で違和感なく見れちゃう辺りは、ディズニー印恐るべしとしか言いようがないですね。
家族が行く先々でズタボロになる姿は、結構面白かったです、強引でも面白ければそれで良しでしょう。
ハリウッド映画お得意の謎のおかしな(間違った)日本の鉄板焼き屋でのハイテンションなスティーブ・カレルとか、ゲスト出演のディック・バン・ダイクに「あんなこと」を連発させるところとか、結構ツボでした。

とは言え、ディズニーのコメディだけに、毒要素はほぼ無いので、程々に笑えて程好く心温まる以上にはならないんですけど。
家族の絆的な部分に落ち着くのもミエミエですしね。
ただ押し付けがましい感じではなかったので、そこは好感が持てましたけど。
しかし主演の子のオーラの無さがある意味凄い(とか言いつつ後に大スターになったらカッコ悪いな)、父役スティーブ・カレル、母役ジェニファー・ガーナー、兄役「プリズナーズ」のディラン・ミネット、姉役「マネーボール」のケリス・ドーシーと他の家族が何気に豪華だったので、尚更ね。
逆にオーラがあったと言えば、兄の彼女役のべラ・ソーン、超絶可愛いクール・ビューティーさで今後要チェックですね。

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スペランカー

4.5面白かった(^ ^)

2015年7月6日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

予告が気になり鑑賞。思わぬ拾い物。
予想以上にドタバタコメディで面白かったです(^ ^)
アレクサンダー君以外の父、母、兄、姉に次々起きる不幸とトラブルが、当人には悪いが可笑しくて笑ってしまいましたw

そして今作で観て良かった。と思えたのは、どんな不幸にも前向きポジティブなアレクサンダー君一家の家族愛と絆。なんか観てて元気もらいましたね。

下品な部分は少しありますが、家族でみるコメディとして良い作品かと思います。何気にディズニー映画ですしw

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PAPA-fate

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