【全米映画ランキング】「Straight Outta Compton」V2 「アメリカン・ウルトラ」は6位デビュー

同作の10日間の累計興収は、あっさり大台を突破し約1億1100万ドルに。製作費約3000万ドルというローバジェットながら、最終興収は1億7000万ドルあたりまで伸びそうだ。2位はトム・クルーズ製作・主演「ミッション：インポッシブル　ローグ・ネイション」。こちらの累計は公開24日で約1億5700万ドルにとどまっており、「M:i-2」（約2億1500万ドル）、第4作「ミッション：インポッシブル　ゴースト・プロトコル」（約2億900万ドル）を超えるのはやはり厳しそうだ。

約1000万ドルのオープニング興収で3位デビューとなったのはジェイソン・ブラム製作「フッテージ」の続編「Sinister 2」。今回は前作の監督スコット・デリクソンが製作・共同脚本に回り、2012年公開のホラー「Citadel」で知られるアイルランド出身のキアラン・フォイがメガホンをとった。今回は前作の主人公イーサン・ホークの一家に代わって、シャニン・ソサモン扮するシングルマザーとその双子の息子が悪霊と戦う様が描かれる。

4位には人気ビデオゲームの映画版「ヒットマン」をリブートした「Hitman: Agent 47」が初登場でランクイン。ティモシー・オリファント主演で製作された前作が不入りだったため、主演を「縞模様のパジャマの少年」やTVシリーズ「HOMELAND」の英国俳優ルパート・フレンドに代えてリブートを試みたが、前作のオープニング興収約1320万ドルを下回る約820万ドルのデビューとなり、またもや失敗に終わった。

そして、人気俳優のジェシー・アイゼンバーグとクリステン・スチュワートが「アドベンチャーランドへようこそ」に続いて共演したアクション・コメディ「アメリカン・ウルトラ（原題）」はオープニング興収約540万ドルで6位デビューに終わった。

今週末はオーウェン・ウィルソン、ピアース・ブロスナン主演のサバイバルアクション「クーデター」に、ザック・エフロン扮するDJの青春を描く音楽ドラマ「We Are Your Friends」が公開となる。