新ボンドガールはマフィアの未亡人&殺し屋の娘!ベルッチ&セドゥー&監督が語る
2015年8月15日 11:30
[映画.com ニュース] シリーズ最新作「007 スペクター」でメガホンをとったサム・メンデス監督、ボンドガールとして出演する女優のモニカ・ベルッチとレア・セドゥーのインタビュー&メイキング映像を収めた最新ビデオブログが公開され、ふたりが演じる役どころが明らかになった。
ダニエル・クレイグ版ジェームズ・ボンド4作目となる本作では、妖艶な美しさで“イタリアの宝石”と称されるベルッチと、「アデル、ブルーは熱い色」でカンヌ映画祭パルムドールを受賞したフランスの新鋭セドゥーという歴代ボンドガールのなかでも豪華な顔合わせが実現。前作「007 スカイフォール」から続投するメンデス監督は、「どちらのキャラクターもミステリアスだから、知的で演技に深みのある女優が必要だった」とキャスティングの理由を語っている。
50歳とは思えない美ぼうを誇るベルッチは、シリーズ最高齢のボンドガールとなった。マフィアの夫を殺された未亡人ルチア・スキアを演じており、「自身にも同じ危険が迫っています」と役どころを説明。さらに、喪服姿でボンドと親密そうに話し込む様子がとらえられており、ふたりが繰り広げるムード満点の大人の恋愛に期待が高まる。
一方のセドゥーが演じるもうひとりのボンドガールは、医師マドレーヌ・スワン。「007 カジノ・ロワイヤル」「007 慰めの報酬」に登場した敵対組織の一員であるミスター・ホワイトの娘だ。メンデス監督は「とても重要な役柄で新人には任せられません。レアは完璧です」と絶大な信頼を寄せており、セドゥーも「優れた俳優や監督と仕事ができるのは、最高の冒険なのです」とコメントを寄せた。
少年時代を過ごした邸宅から発見された写真に隠された謎を解き明かすため、ジェームズ・ボンド(クレイグ)はMI6を率いるM(レイフ・ファインズ)の制止を振り切り単独でメキシコ、イタリアへと赴く。そしてローマで美しい未亡人ルチア・スキア(ベルッチ)と出会ったことから、悪の組織スペクターの存在を突き止める。
「007 スペクター」は12月4日から東京・TOHOシネマズ日劇ほか全国で公開。
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