ベン・アフレック監督次回作、D・ルヘイン原作「夜に生きる」が11月に撮入へ
2015年7月21日 10:15
[映画.com ニュース] 監督第3作「アルゴ」(2012)でアカデミー賞作品賞を含む3部門を制して以来となる、ベン・アフレックの次回監督作「リブ・バイ・ナイト(原題)」が今年11月にようやくクランクインすると、米バラエティが報じた。
本作は、米作家デニス・ルヘインのギャング小説「運命の日」(08)とその続編「夜に生きる」(12)の映画化。禁酒法時代末期のボストンを舞台に、市警幹部の息子ながらギャングの手下になった主人公ジョーと対立組織のボスの情婦との恋、やがて起きる抗争、そしてギャングたちの生きざまを描く。
アフレックがジョー役で主演も兼ね、ジョーが最初に恋をする女性(ボスの情婦でもある)エマ役をシエナ・ミラー、その後別の土地で出会って結婚するグラシエラ役をゾーイ・サルダナ、警察署長の娘で女優を目指してハリウッドに行くが、ドラッグにおぼれるロレッタ役をエル・ファニングが演じる。
「アルゴ」と同じく米ワーナー・ブラザースのプロジェクト。アフレックがルヘイン原作を映画化するのは、07年の監督デビュー作「ゴーン・ベイビー・ゴーン」(原作「愛しき者はすべて去りゆく」)に続いて2度目となる。「リブ・バイ・ナイト(原題)」は2016年秋の公開を予定。
なお、アフレックがバットマンを演じる「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」は、16年3月の日本公開が予定されている。
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