ハーレイ・ジョエル・オスメント、東京のWi-Fi事情に感激「地図を見ながら歩ける」
2015年6月26日 22:25

[映画.com ニュース] 「シックス・センス」「A.I.」などで天才子役と称された俳優ハーレイ・ジョエル・オスメントが来日し、6月26日に東京・新宿シネマカリテで行われた出演映画「Mr.タスク」のジャパンプレミア舞台挨拶に出席した。「ウォルター少年と、夏の休日」のPR以来、約11年2カ月ぶり7回目の来日。オスメントは、「こんばんは。今日は見てくれてありがとう!」と日本語で挨拶した。
今年で27歳を迎え、日本の観客に成長した姿を見せたオスメントは、「日本に来るのが楽しみだったよ。来日から時間が経ってしまったのがとても残念!」とニッコリ。さらに「11年前と一番変わったと思うところは?」と質問されると、「東京はすごくデジタルが発達しているけど、特にWi-Fiがすごくて、自分の電話で地図を見ながら歩ける。前回、1人では歩けなかったから、今回はずいぶん助けられたよ!」と感激の面持ちだった。そして「築地の魚市場で競りを見るというのはやったことがないから、早起きが出来たら行ってみたいね」と語り、最後には「11年も間を開けないで、またすぐに来日したい!」とご機嫌だった。
また、俳優を休業していた期間に言及し、「ニューヨーク大学で『実験演劇』を勉強していたよ。2011年に卒業して、それからまた映画を始めて、2013年の末にこれ(本作)の撮影をしていた」と説明。「卒業してからかかわった映画がどんどん出てきていて、非常にうれしく思っているよ」といい、「日本でも『SEXエド チェリー先生の白熱性教育』が公開されると聞いた。そこにも僕は出ているし、また映画に出られることを楽しんでいるよ」とほほ笑んでいた。
本作はセイウチに異常な執着をみせる謎の老人による、“人間セイウチ化”を描くホラー映画。老人のえじきとなる主人公の友人で、ポッドキャストのDJを務めるオタクのテディに扮しており、「監督自身もポッドキャストをやっていたから、彼からいろいろ教えてもらったよ。それで、聞いているうちにポッドキャストのファンになった。最近人気が出てきたメディアだと思うけど、リズム感ややり取りが、とても勉強になったね」と振り返った。
この日は観客の写真撮影も許可され、会場からは喝さい。オスメントも「僕も撮っていいかい?」とスマホで観客を撮影し始め、ファンサービスで客席を喜ばせていた。「Mr.タスク」は、新宿シネマカリテで開催中の「カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2015」のクロージング作品として上映された。7月18日から同館のほか、東京・渋谷シネクイントほかで公開。
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