【全米映画ランキング】M・マッカーシー主演「Spy」が首位デビュー。「Entourage」劇場版は4位
2015年6月10日 19:05

[映画.com ニュース]3本の新作が公開された6月第1週の全米ボックスオフィス。先週末は約2900万ドルのオープニング興収をあげたメリッサ・マッカーシー主演の「Spy」が首位デビューを果たした。
同作は「ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン」「デンジャラス・バディ」のポール・フェイグ監督とマッカーシーが3度目のタッグを組んだアクションコメディ。普段はデスクワークの女性CIAアナリストが、殉職したスパイの代わりにエージェントとして潜入捜査を行い、世界の危機を救うために武器商人たちと戦うことになる。レビューはこれまでのマッカーシー主演作の中では最も高い評価を受けており、もう少し高いオープニング興収が期待されていたが、約2900万ドルにとどまった。ただ、6月26日公開の「テッド2」まで強力なコメディ作品がないので、2週目以降も好成績が期待できそうだ。共演にジェイソン・ステイサム、ジュード・ロウ、ローズ・バーン、ボビー・カナベイル、50セント。
2位は前週首位の「カリフォルニア・ダウン」。累計興収は1億ドル目前の約9800万ドル。グロス(最終興収)は1億5000~6000万ドルあたりか。
約2270万ドルのオープニング興収で3位デビューとなったのは人気ホラー「インシディアス」のシリーズ第3作「Insidious: Chapter 3」。今回はランバート家が呪われるきっかけとなる原点を描いたプリクエルとなっている。出演はダーモット・マローニー、ステファニー・スコット、リン・シェイ。ジェームズ・ワンに代わってメガホンをとったのは、これまで製作・脚本としてシリーズに携わってきたリー・ワネル。プロデューサーはワン、ジェイソン・ブラム、そして「パラノーマル・アクティビティ」のオーレン・ペリ。
そして約1000万ドルのオープニング興収で4位デビューとなったのは、HBOの人気TVシリーズ「アントラージュ オレたちのハリウッド」の劇場版「Entourage」。人気映画スターとなったビンス・チェイスとその取り巻きたちの日常をコミカルにつづったハリウッドの内幕コメディ。今回の映画版ではビンスの監督デビューをめぐっての騒動が描かれる。人気シリーズの満を持しての映画版だったが、批評家受け、興収、ともにいまいちで同じHBOドラマの映画版「セックス・アンド・ザ・シティ」(2008年/オープニング興収約5700万ドル)とは差の付いたオープニングになってしまった。主演はTVシリーズと同様にエイドリアン・グレニアー、ケビン・ディロン、ケビン・コノリー、ジェリー・フェレーラ、ジェレミー・ピベン。共演にビリー・ボブ・ソーントン、ハーレイ・ジョエル・オスメントのほか、リーアム・ニーソン、ジェシカ・アルバに、製作も兼ねるマーク・ウォールバーグなど多くのスターがカメオ出演。製作・脚本・監督はTVシリーズでも演出を担当してきたダグ・エリン。
今週末は、大ヒットシリーズ「ジュラシック・パーク」の14年ぶりとなる第4弾「ジュラシック・ワールド」(クリス・プラット主演)が公開となる。
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