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「インサイド・ヘッド」カンヌ映画祭でお披露目!10分間のスタンディングオベーション

2015年5月21日 18:20

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カンヌ映画祭ワールドプレミアに登壇した 「インサイド・ヘッド」のスタッフ
カンヌ映画祭ワールドプレミアに登壇した 「インサイド・ヘッド」のスタッフ
(C)2015 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

[映画.com ニュース]  第68回カンヌ映画祭で5月18日(現地時間)、ピクサー・アニメーションの新作映画「インサイド・ヘッド」のワールドプレミアが実施され、ピート・ドクター監督や製作総指揮のジョン・ラセターらが登壇した。

世界初披露となった上映後には、大歓声とともに10分間のスタンディングオベーションが沸き起こり、絶賛の声が飛び交った。「トイ・ストーリー」シリーズや「アナと雪の女王」など数々のヒット作を手掛けてきたラセターは「この作品は、私たちが持っている“感情”や“思い出”について描いた作品です。成長するにつれ、感情や記憶といったものは複雑さを増しますが、それは人生の一部であり素晴らしいことです。現代を生きる人々にぜひ見てもらいたい。今夜の出来事は一生忘れられない特別な思い出になることは間違いありません!」と喜びをあらわした。

また「カールじいさんの空飛ぶ家」(2009)以来、6年ぶりに監督作がカンヌ映画祭で上映されたドクター監督は「本作の製作に全力を注いだので、完成をとても嬉しく思っています」と感激しきり。「大人になるにつれ、幸せに満ち溢れた子ども時代から、環境の変化に適応していくことなる。それには“感情”というものが深く関わっています。本作は、そんな誰もが必ず体験する“成長”を描いた作品です」と語った。

本作の舞台は、住み慣れた土地を離れ、慣れない新生活を始める11歳の少女ライリーの頭の中。楽しい気分にする“ヨロコビ”、悲しい気分の時に現れる“カナシミ”、怒りを爆発させる“イカリ”、嫌いなものから守る“ムカムカ”、危険から身を守る“ビビリ”という5つの“感情”を主人公に、誰も見たことがない“頭の中”で繰り広げられる冒険ファンタジーを描く。

インサイド・ヘッド」は7月18日より全国公開。

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