伊藤英明、実写版「テラフォーマーズ」主演で進化ゴキブリとバトル!!
2015年5月1日 05:00
「週刊ヤングジャンプ」で連載中の貴家悠・作、橘賢一による原作漫画は、未来の火星を舞台に、人類と二足歩行に進化したゴキブリとの激しい戦いを描いた人気作。「火星に行くという設定があまりにも壮大すぎて一度は断ろうと思った」という伊藤だが、三池監督がメガホンをとることや原作の面白さに引かれ、出演を決意。「食べ物に気をつけて、休める時は休んで、ジムに行って体力作りして、何とか若返ってみせます(笑)」と、5月中旬のクランクインに向け準備に余念がない。
三池監督とは、ベネチア国際映画祭に出品された「スキヤキ・ウェスタン・ジャンゴ」、ローマ国際映画祭に出品された「悪の教典」、そして昨年公開された「喰女 クイメ」に続くタッグとなるが、「三池組は朝から夜まで寝ずに撮影し、妥協しないので、それがまた始まるかと思うと……正直嫌ですが(笑)」と本音もちらり。しかし、「今はお祭りが始まるような気持ちでいっぱい」と語り、「今回はどこに連れて行ってくれるのか、そして、この映画がどこまで世界に通用するのか楽しみです」と世界を見据えたコメントを寄せた。
一方の三池監督は、「逆境にこそ伊藤英明は光る。だから、史上最凶の火星に送り込もうと思っている。故に、この作品は世界で最高に輝く映画になる」と自信たっぷり。原作者コンビも「間違いなく今世紀日本最高峰の筋肉映画となるでしょう!」(貴家)、「これほど人類を救うのが似合う男が他にいるでしょうか。屈強な肉体。優しくて力強いそのまなざしは、まさに小町小吉!」(橘)と期待を寄せる。
ワーナー・ブラザース映画が製作幹部と配給を手がける本作では、戦いの舞台となる火星を表現するため、日本映画として初めてアイスランドでロケを敢行。「プロメテウス」「オブリビオン」「インターステラー」といったハリウッドのSF大作映画のロケ地となった同国で、規格外の撮影に挑む。
映画「テラフォーマーズ」は2016年公開。