ライアン・ゴズリングが初監督作で描く耽美な世界 予告&ポスター公開
2015年4月4日 10:00

[映画.com ニュース] 「きみに読む物語」「ブルーバレンタイン」など、ジャンルを問わず活躍するライアン・ゴズリングの監督デビュー作「ロスト・リバー」の予告編、日本版ポスタービジュアルが公開された。「ドライヴ」「オンリー・ゴッド」でタッグを組んだニコラス・ウィンディング・レフン、デビッド・リンチを彷ふつとさせるダークで耽美な世界が広がる。
ゴズリングが監督、製作、脚本を兼ね、湖に沈んだ街「ロスト・リバー」をめぐる謎を描くダークファンタジー。ゴーストタウンと化した街で暮すボーンズは、ミステリアスな少女ラットと出会い、貯水池建築の際にあるものを沈めたことで街には呪いがかけられているという噂話を聞く。ボーンズは真偽を確かめるため、ロスト・リバー探しを始める。
予告編は、ハーモニー・コリン監督の「スプリング・ブレイカーズ」、ギャスパー・ノエ監督作でおなじみの撮影監督ブノワ・デビエが映すあやしくも美しい映像で、物語が紡がれる。「ドライヴ」にも参加した、シンセポップバンド「クロマティックス」のジョニー・ジュエルによる繊細なエレクトロポップサウンドにのせ、レフン監督が「美しく、素晴らしい映画だ。いまも頭から離れない映像がたくさんある」と太鼓判を押す独特の世界が展開される。
米海外ドラマ「エージェント・オブ・シールド」のイアン・デ・カーステッカーが、主人公ボーンズ、若手実力派女優シアーシャ・ローナンが少女ラットを演じている。ポスターでは、ピンクに染まった湖にこぎ出すボーンズとともに、キャラクターの意味深な視線が交錯する印象的なデザインとなっている。
「ロスト・リバー」は、5月30日から全国で公開。
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