ブルーバレンタイン

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劇場公開日:

ブルーバレンタイン

解説

仕事が芳しくないディーンと、長年の勉強の末に資格を取り、病院で忙しく働くシンディの夫婦は、娘のフランキーと3人暮らし。2人はお互いに相手に不満を抱えていたが、それを口に出せば平和な日常が崩れてしまうことを恐れていた……。夢や希望にあふれていた過去と現在を交錯させ、2人の愛の変遷を描くラブストーリー。主演はライアン・ゴズリングと、本作で第83回米アカデミー主演女優賞にノミネートされたミシェル・ウィリアムズ。

2010年製作/112分/R15+/アメリカ
原題:Blue Valentine
配給:クロックワークス
劇場公開日:2011年4月23日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第68回 ゴールデングローブ賞(2011年)

ノミネート

最優秀主演男優賞(ドラマ) ライアン・ゴズリング
最優秀主演女優賞(ドラマ) ミシェル・ウィリアムズ
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映画レビュー

4.0愛の始まりと終わりを織り交ぜた、全く新たな語り口

2017年5月29日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

幸せ

愛の始まりと終わり、出会いと別れを鮮やかな手法で綴った物語だ。時間軸を巧みに用いて、愛を織り成す両側面を並行して描き出して見せた趣向は、映画の語り口としての「発明」と言っていい。何よりも驚かされるのが二人の間に流れる特別な空気だ。この関係性を生み出す上で、まず彼らは「過去」を撮影し、それから二人を一緒に住まわせたのちに「現在」の撮影に挑んだのだとか。即興性の高いやりとりや、濃密な関係性が随所で垣間見えるのはそのためだ。出会った頃はフレッシュだった愛の形が形骸化して今その場に横たわっている様子はある意味とても残酷。しかしこの映画の中では苦さも甘さも同時に口にすることで一つの儚い美しさとして受け止めることができる。この魔法のようなタッチにかつてない衝撃を覚えた。そしてゴズリングの禿げ方もまた恐れおののく要素の一つ。どうやら監督の頭髪を参考にしたらしく、気になる方は彼の写真を確認してみてほしい。

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牛津厚信

4.0【愛し合った二人の男女の出会いから結婚、破局までを描く痛切ストーリー。ミシェル・ウィリアムズとライアン・ゴズリングの魅力満載作品。特にミシェル・ウィリアムズ。原因は全て根源的に男にあるのである。】

2023年8月15日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

知的

幸せ

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NOBU

3.0どちらにも非はない

2023年7月31日
スマートフォンから投稿

悲しい

どちらにも非はないので辛い。
見てて苦しかった

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やまも

3.0ドキュメンタリータッチな映像が切なさに拍車をかける

2023年7月12日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

期待していた感じの作品ではなかったが、ドキュメンタリータッチな映像や現在と過去を織り交ぜた構成等々、トータル的には凝っていて良かった。なんとなく終始暗く揺れている映像は観ていて落ち着かず少し酔いそうになったが、愛のボタンの掛け違いの切なさに拍車をかけストーリーを盛り立てていたと思う。
印象に残ったシーンとしては、二人を乗せたバスの背景に写り込んだ虹と、シンディのタップダンスの背景のハートのリース、そして何よりラストシーンからエンドロールへの流れ。花火を模したエンドロールは、個人的には歴代ベスト10に入ると言っていいほどバッチリ決まっていた。
とは言え評価星4つまでとはいかず、いずれにしても好み分かれる作品ということなのだろう。

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いけい
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