ネットで話題のSF動画がハリウッド大作に
2015年3月30日 17:20
[映画.com ニュース]「X-MEN」シリーズを手がける人気プロデューサーのサイモン・キンバーグが、注目のSF映画「ザ・リバイアサン(原題)」を手がけることになったと、Deadlineが報じた。
同作は「ラスト・デイズ・オン・マーズ」のアイルランド人監督ルアリー・ロビンソンの新作で、ロビンソン監督は映画化実現のために3分半のティーザー予告編を自ら製作。公開からわずか1週間で動画サイト「Vimeo」では120万回以上の再生を記録するなど、大きな話題を集めることに成功した。
同作のプロデューサーに名乗りをあげたキンバーグは、「エリジウム」でタッグを組んだニール・ブロムカンプ監督に製作総指揮を依頼。かくして、「ザ・リバイアサン(原題)」はハリウッド大作としての映画化されることになった。光速を超える飛行が可能になった22世紀初頭を舞台に、飛行燃料となる巨大生物の卵の獲得をめぐる物語のようだ。
なお、脚本家でもあるキンバーグは多忙で、新「スター・ウォーズ」のコンサルタントを務めつつ、「シンデレラ」、リドリー・スコット監督のSF映画「The Martian」、リブート版「ファンタスティック・フォー」などのプロデューサーを務めている。