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“ジジイ・ブーム”到来?ますます“ジジイ”が好きになる「龍三と七人の子分たち」特別映像公開!

2015年3月26日 05:00

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龍三ら“ジジイ”たちは若造軍団と対決する
龍三ら“ジジイ”たちは若造軍団と対決する
(C)2015「龍三と七人の子分たち」製作委員会

[映画.com ニュース] 北野武監督にとって17作目となる最新作「龍三と七人の子分たち」の「俺たちに明日なんかいらない!ジジイが最高スペシャル」と題した特別映像が公開された。

北野組初参加となる主演の藤竜也のほか、近藤正臣中尾彬品川徹ら平均年齢72歳のベテラン俳優陣が顔をそろえた本作。引退した元ヤクザ組長の龍三(藤)は、家族から相手にされず社会にも居場所がなく、肩身の狭い思いで暮らしていた。ある日、オレオレ詐欺に引っかかった龍三は、若い連中に勝手な真似はさせられないと決意。昔の仲間たちと“一龍会”を結成し、詐欺やゆすりで稼ぐ若造軍団と対決する。

特別映像では、龍三をはじめとする“ジジイ”たちのキャラクターにフォーカス。丁半博打が大好きな「若頭のマサ」(近藤正臣)、寸借詐欺で生活する「はばかりのモキチ」(中尾彬)、肌身離さず拳銃を持ち歩く「早撃ちのマック」(品川徹)、仕込みステッキが武器の「ステッキのイチゾウ」(樋浦勉)、心臓病を患う「五寸釘のヒデ」(伊藤幸純)、老化で自分の髭剃りもままならない「カミソリのタカ」(吉澤健)、軍服をまとう右翼まがいの「神風のヤス」(小野寺昭)と、それぞれの“ジジイ”の特徴が分かる内容になっている。

意地とプライドを持って頑固なまでに自分を貫く“ジジイ”たちの姿はどこかユーモラスでチャーミングであり、8人の個性が際立つ本映像からも、その魅力が伝わってくる。超高齢化社会などの時事ネタを盛り込みながらもシリアスにならない本作が、“ジジイ”旋風の到来を予感させる。

龍三と七人の子分たち」は4月25日から全国で公開。

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