【国内映画ランキング】「アメリカン・スナイパー」V2、「くちびるに歌を」4位、「幕が上がる」は5位
2015年3月2日 19:54

[映画.com ニュース]2月28日~3月1日の国内映画ランキング(全国週末興行成績・興行通信社提供)が発表された。2月最後の週末、日曜日の関東地方は生憎の雨模様となったが、「アメリカン・スナイパー」が2週連続で1位を獲得。週末2日間で動員24万2428人、興収2億9202万2600円を記録し、公開9日間で興収10億円を突破した。本年度アカデミー賞では音響編集賞のみの受賞に終わったが、過激派組織ISISのテロ行為による中東地域への関心の高まりや、主人公のモデルとなったクリス・カイルに関連した裁判がニュースで取り上げられるなど、いま見るべき戦争映画として認知されているようだ。
2位には公開11週目に入った「ベイマックス」が再浮上。累計で動員696万人、興収88億円を突破し、90億円超えが目前に迫った。アカデミー賞長編アニメーション賞受賞がここにきて後押ししたものと思われる。スーパーヒーロー映画ではなく、孤独な少年と心優しいロボットの絆や冒険を描いた感動作として訴求したディズニーの日本独自の戦略が見事にはまった。
新作では、全国260スクリーンで公開された新垣結衣主演の「くちびるに歌を」が週末2日間で動員7万2900人、興収8303万3900円をあげ、初登場4位スタート。3月1日には、東京の有楽町マリオン前で行われた「映画ツイートデー」キャンペーンのオープニングイベントに、合唱部の中学生を演じた若手俳優たちが参加。劇中の課題曲で主題歌にもなっているアンジェラ・アキの「手紙 拝啓 十五の君へ」の合唱を披露して、作品をアピール。最終興収は5億円を見込む。
人気アイドルグループ、ももいろクローバーZが主演した話題作「幕が上がる」は、各種媒体、情報番組などで大量露出し、全国127スクリーンで公開という規模ながら初登場5位に食い込んだ。週末2日間の動員では「くちびるに歌を」を下回ったが、興収では上回っている。
また、大人気ロボットアニメのシリーズ最新作「機動戦士ガンダム THE ORIGIN I 青い瞳のキャスバル」が、全国13スクリーンで公開され、1スクリーンあたりの興収で非常に高い稼働率を記録し初登場7位にランクイン。その人気の高さを維持している。
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