【国内映画ランキング】「アメリカン・スナイパー」初登場1位、「きっと、星のせいじゃない。」は10位
2015年2月24日 15:00

[映画.com ニュース]2月21日~22日の国内映画ランキング(全国週末興行成績・興行通信社提供)が発表された。
全米で3週連続No.1を記録し、クリント・イーストウッド監督史上最大のヒット作となっている「アメリカン・スナイパー」が、全国333スクリーンで公開され、週末2日間で動員24万9321人、興収3億3239万6600円を記録。初登場1位のヒットスタートを切った。この成績は今年公開された作品の中で最高のオープニング成績であり、実写の洋画が初登場1位を獲得するのは今年初。日本時間2月23日に発表された、本年度アカデミー賞6部門にノミネートされていた期待感もあいまって多くの映画ファンを中心に動員。結果的には音響編集賞のみの受賞に終わったが、最終興収で20億円超が見込める出足となった。
前週「ベイマックス」の7週連続1位を阻止し、初登場1位を獲得した「テラスハウス クロージング・ドア」は2位と踏ん張りを見せ、全国160スクリーンの公開規模ながら腰の強い興行を展開している。
「ベイマックス」は公開10週目に入り、動員670万人、興収86億円を突破した。最終で90億円を超えることになれば、ディズニー配給作品では「モンスターズ・ユニバーシティ」を抜いて、「アナと雪の女王」「ファインディング・ニモ」「トイ・ストーリー3」「モンスターズ・インク」に次ぐ4番目の成績となる。アカデミー賞長編アニメーション賞を受賞し、同時上映の「愛犬とごちそう」も短編アニメーション賞を獲得したことが今後の興行に弾みをつけるか。
そんな中でアニメ「映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!」が前週の9位から5位に順位を上げ、全国95スクリーンで公開のドキュメンタリー「Mr.Children REFLECTION」が15位から8位に再びランクインしてきたのが注目される。
新作では、青春ラブストーリー「きっと、星のせいじゃない。」が全国211スクリーンで公開され、週末2日間で動員2万8854人、興収3868万6500円で初登場10位のスタート。前週5位スタートだった「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」は11位と大きく順位を落としている。
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