ペ・ドゥナが孤独を抱えたエリート警官に「私の少女」予告編公開
2015年2月5日 10:00

[映画.com ニュース]国際的に活躍するペ・ドゥナと、若手女優キム・セロンが主演する「私の少女」の公開日が5月1日に決定、このほど予告編がお披露目された。
カンヌ国際映画祭「ある視点」部門、東京フィルメックスのコンペティション部門で上映され話題となった本作は、「オアシス」「ポエトリー アグネスの詩」のイ・チャンドンがプロデューサーを務めたチョン・ジュリ監督の長編デビュー作。チョン監督によるオリジナル脚本を読み、ペ・ドゥナは、3時間で出演を即決したという。
ペ・ドゥナが孤独なエリート警官ヨンナム、「アジョシ」「冬の小鳥」のキム・セロンが少女ドヒを演じる。女性警察官と少女との交流を軸に、暴力、セクシャルマイノリティ、外国人の不法就労問題など様々な社会の闇を浮き彫りにする。予告編では、二人の出会いのシーンからスタート。家族からの虐待を受け、過酷な生活を送る少女と、人に言えない過去を持つ警察官の心の痛みが交差する模様を繊細な映像で映し出す。
小さな海辺の村にソウルから赴任してきた警官のヨンナムは、継父ヨンハから日常的に暴力を受けている14歳の少女ドヒと出会う。秘密を抱え、村で孤立していたヨンナムは少女と心を通わせていくが、ヨンハはヨンナムを破滅へと追い込んでいく。そして、無力だったドヒはヨンナムを救うために行動を起こす。
「私の少女」は5月1日からユーロスペース、新宿武蔵野館ほか全国順次公開。
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