「西部戦線異状なし」リメイク版にロジャー・ドナルドソン監督
2014年10月6日 13:25
[映画.com ニュース] 数年前から企画されている、アカデミー賞作品賞を受賞した反戦映画の名作「西部戦線異状なし」(1930)のリメイク版の監督に、「バンク・ジョブ」「13デイズ」のロジャー・ドナルドソンが起用されたと米バラエティが報じた。
イアン・ストーケルとレスリー・パターソンがプロデュースと脚本を務め、2015年3月にヨーロッパでのクランクインを予定している。キャストは現在のところ未定だが、4年前には、ダニエル・ラドクリフが主演するとの報道もあった。
「西部戦線異状なし」は、世界的ベストセラーとなったエリッヒ・マリア・レマルクの同名小説の映画化。第1次世界大戦の戦場に自ら志願して赴いた若いドイツ人兵士ポールの姿を通して、戦争の悲惨さや残酷さを静かに描いた。
ドナルドソン監督の最新作で、5代目ジェームズ・ボンドとして知られるピアース・ブロスナンが、「007 ダイ・アナザー・デイ」でボンド役を卒業して以来、12年ぶりにスパイアクション映画に主演した「スパイ・レジェンド」は、15年 1月17日から日本公開される。