「マッドマックス」最新作、狂気に満ちた過酷な世界が垣間見える特報映像完成
2014年9月12日 21:10
[映画.com ニュース] 往年の人気アクションシリーズ「マッドマックス」の30年ぶりとなる新作「マッドマックス 怒りのデス・ロード」の特報映像が、このほど完成した。
1979年に製作・公開されたメル・ギブソン主演の第1作「マッドマックス」は、荒廃した近未来を舞台に、妻子を殺された警察官が暴走族への復しゅうを果たす姿を描き、当時まだ無名だったギブソンを一躍スターダムに押し上げた。今作は、続編の「マッドマックス2」(81)、「マッドマックス サンダードーム」(85)を含めシリーズ全作でメガホンをとったジョージ・ミラー監督が、30年ぶりに送り出すシリーズ最新作となり、「ダークナイト ライジング」「インセプション」のトム・ハーディが主演。新たなマックス役を体現する。
物語の舞台は、経済の崩壊によって都市が消滅し、電気や水、石油の奪い合いが常態化した近未来。警察や貨幣もなくなり、法律も道徳規範もない世界で、人々は荒れ地に繰り出し、略奪行為によってサバイバルを続けている。荒れ果てた作品世界を再現するため、ナミビアで半年間にわたる撮影が行われた。
特報は、7月23日から米サンディエゴで開催された「コミコン・インターナショナル・サンディエゴ 2014」でお披露目された映像をベースにしたもので、砂漠にたたずむマックスが何者かに追われるシーンから始まる。やがて砂漠にナパーム弾の炎が立ち上がり、捕らわれたマックスは烙印され、猿ぐつわをはめられ運ばれていく。また、スキンヘッドのシャーリーズ・セロンが演じるフュリオサも登場し、左手が義手になっていることも明らかに。追う者と追われる者、奪う者と奪われる者が入り乱れ、狂気に満ちた世界の様子を垣間見ることができる。
ハーディ、セロンのほか、「X-MEN:フューチャー&パスト」のニコラス・ホルト、レニー・クラビッツの娘ゾーイ・クラビッツ、エルビス・プレスリーの孫娘ライリー・キーオ、「トランスフォーマー ダークサイド・ムーン」のロージー・ハンティントン=ホワイトレイらが出演。15年5月15日に全米公開。日本では15年の夏休み映画として拡大公開される。
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