安達祐実、20年ぶり映画主演作「花宵道中」がモントリオールへ
2014年8月8日 13:45

[映画.com ニュース] 女優の安達祐実が「家なき子」以来約20年ぶりに映画主演を務めた「花宵道中」が、8月21日からカナダで開催される第38回モントリオール世界映画祭で上映されることが決まった。世界中から新作の集まるワールド・グレイツ部門での選出となる。
新潮社の「女による女のためのR-18文学賞」第5回で大賞と読者賞をダブル受賞した、宮木あや子氏の同名小説を映画化した時代劇。江戸時代末期の新吉原を舞台に、花魁として生きる主人公・朝霧が、半次郎という青年と出会ったことから大きく運命を変えていく姿を描いた。「裁判長!ここは懲役4年でどうすか」「非女子図鑑」など多彩に作品を手がける豊島圭介監督がメガホンをとり、主演の安達にとっては、初の花魁役に挑戦した意欲作だ。
モントリオール映画祭は、毎年8月下旬から9月上旬にかけて開催される、国際映画製作者連盟(FIAPF)公認の国際映画祭。世界では14あるうち、北米で唯一の長編コンペティション部門を有する映画祭で、1977年から開催されている。今年のモントリオール映画祭にはこのほか、ワールド・グレイツ部門に、大泉洋と染谷将太が共演する「ぶどうのなみだ」、石井裕也監督の「ぼくたちの家族」、ワールド・コンペティション部門に呉美保監督&綾野剛主演の「そこのみにて光輝く」、成島出監督&吉永小百合主演の「ふしぎな岬の物語」が出品されるなど、多くの日本映画が上映されるが、江戸時代を舞台にした時代劇は「花宵道中」のみとなっている。
「花宵道中」は11月8日から公開。
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