渡辺謙、スタントなしスキーアクションに上村愛子も感服
2014年7月17日 19:50
[映画.com ニュース]ハリウッド大作「GODZILLA」の公開を控える国際派俳優・渡辺謙が7月16日、都内で行われたテレビ朝日系主演ドラマスペシャル「白銀ジャック」(8月2日午後9時)の発表会見に出席し、スキーアクションに挑んだ撮影を振り返った。雪国・新潟育ちでスキーの腕前は一流。雪上チェイスも自ら体を張った。「今回はスキーを愛し、雪を愛するというその一点で強硬突破した」と満足げに語った。
実家がゲレンデ経営に携わっていたこともあり、スキーには人一倍の思い入れ。人気ミステリー作家・東野圭吾氏による原作のスケールの大きさに「実写化はムリ」とためらうも、すぐに闘志に火がついた。ゲレンデを愛する正義の主人公を、スタントマンなしで熱演。むしろ「原作よりスキーシーンが増えた」と嬉しそう。大学スキー部出身の藤田明二監督に「スキーヤーが俳優をやっている」と言わしめた。
またこの日は元モーグル選手の上村愛子さんがゲストで登場し、五輪5大会連続入賞の立場から、渡辺にお墨付き。一足先にドラマを見て「(渡辺が)スキー場に立った瞬間にすごく慣れている方だと感じられた」と感服、滑るシーンだけでなく雪山を駆け上がる場面など「すごくカッコ良かった」とはにかんだ。上村からゴーグルをプレゼントされ、渡辺は「使わずに飾っておこう」と満面の笑みを浮かべた。
東野氏のミリオンセラーを映像化、テレビの枠を超えたスキーアクション&ミステリードラマ。広大なスキー場の客すべてを人質にとった前代未聞の脅迫事件に、渡辺演じるゲレンデ統括マネージャー・倉田玲司が挑む。パトロール隊員役の岡田将生、広末涼子ら豪華共演陣がそろい、3月中旬から3週間、岩手・安比高原のマイナス17度の極寒のなかロケを敢行した。
過酷な撮影も渡辺は「スキーってこんなに楽しいんだと思える現場だった」としみじみ。近年のスキー離れに触れ「ここまでスキーを映したドラマってなかなかない。スキーって楽しそうと思ってくれるのではないかな」とアピールした。上村も「夏場に雪山を見てもらえるきっかけがあると、冬に遊びにいくきっかけになると思う」とうなずいた。
また渡辺は「テレビドラマを総括するつもりはないけれど、人が傷ついたり、亡くなったり、なかなかスカッとするドラマってない。蝉が鳴きうだるような暑さに、清涼感がある、スカッとするドラマができた」と自信を示した。ほか共演に、鈴木浩介、庄野崎謙、安田顕、中尾明慶、山下リオ、渡辺哲、金田明夫、平泉成、野際陽子、國村隼ら。(映画.com×文化通信.com)
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