R・ポランスキー最新作「毛皮のヴィーナス」が12月公開
2014年7月16日 10:30

[映画.com ニュース] 鬼才ロマン・ポランスキー監督の最新作「VENUS IN FUR」が邦題「毛皮のヴィーナス」として、12月に公開することが決定した。
「マゾヒズム」の語源となったレオポルド・フォン・ザッヘル=マゾッホによる自伝的長編小説「毛皮を着たヴィーナス」を基に書かれた戯曲を、ポランスキー監督の妻であり、実力派女優エマニュエル・セニエを主演で映画化した。
性愛を描いた本作でセニエが演じるのは、ヒロインの女優ワンダ。ワンダに翻ろうされ、服従することに悦びを見出すトマ役を、「007 慰めの報酬」「グランド・ブダペスト・ホテル」など、国際的に活躍するフランス人俳優マチュー・アマルリックが演じる。
アマルリックとセニエは、2008年の「潜水服は蝶の夢を見る」で共演しており、二人の息はぴったり。舞台というワンシチュエーションで登場人物の立場が次々と入れ替わるというポランスキー監督の演出により、観客はトマを疑似体験し、自身も知らない秘めた欲望を丸裸にされるような仕上がりとなっている。
オーディションに遅刻してきた無名の女優ワンダは、自信家で傲慢な演出家のトマに強引にオーディションをしてほしいと懇願する。知性の欠片も感じさせないワンダだったが、演技を始めると役を深く理解し、セリフも完璧だった。ワンダを見下していたトマとワンダは、次第に立場が逆転。トマは役を超えて、ワンダに支配されることに心酔していく。
「毛皮のヴィーナス」は12月からBunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国公開。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

たべっ子どうぶつ THE MOVIE
【裏切りすんごい】キッズ向けとナメてたら…全然“甘くなかった”!!嘘やろ、こんな…ええんか…?
提供:クロックワークス、TBSテレビ

“ハリポタファン”に熱烈に推したい
【夢のような空間がここにある】GWにぜひ堪能してほしい特別な体験【忖度なし正直レビュー】
提供:ワーナー ブラザース スタジオ ジャパン

“最高&最幸”の一作!
【過去最高の評価!最も泣いた!】ありがとう、そして…さようなら!? 結末は絶対に観て…!
提供:キノフィルムズ

地上波では絶対ムリな超過激作
【超暴力的・コンプラガン無視!】狂キャラが常軌を逸した大暴れ!!【敵の事務所にロケットランチャー】
提供:DMM TV

マインクラフト ザ・ムービー
【予想の5倍面白かった】そして、この映画で人生がレベルアップする【息つく間もない“楽しさ”連続】
提供:ワーナー・ブラザース映画

サメ!ゾンビ!ガメラ!
【狂った名作・怪作が無料大量放送】人類終了のお知らせ! ありがとう“GWの夜”が決まった
提供:BS12

なんだこの強烈に面白そうな映画は!?!?
【尋常じゃなく面白そうな6つの魅力】予告だけで「めちゃくちゃ良さそう」が湧き上がる…観なければ!
提供:ディズニー