デヴィ夫人、中島哲也監督の野心作「渇き。」は「チンプンカンプン」
2014年6月25日 12:44

[映画.com ニュース] 鬼才・中島哲也監督の最新作「渇き。」の女子高生限定試写会が6月24日、都内で行われ、芸能界のご意見番・デヴィ夫人とヒロインを演じた小松菜奈がトークイベントに出席した。
原作は、作家・深町秋生氏の第3回「このミステリーがすごい!」大賞受賞作「果てしなき渇き」。役所広司演じるロクデナシの父親が、失踪した女子高生の娘(小松)を探す過程で、狂気にとりつかれ暴走していく姿が描かれる。役所と小松のほか、妻夫木聡、二階堂ふみ、橋本愛、オダギリジョー、中谷美紀ら豪華キャストが結集した。
デヴィ夫人は、「映像はお上手。音楽も良かった」と褒めながらも、「本当にチンプンカンプン(笑)。何を言っているのか、何をしているのか、何を訴えようとしているのか何も分からなかった。天才的な監督さんなんだろうけど、凡人には分からない。不思議な映画」と正直な感想で笑わせた。
女子高生から寄せられたさまざまな相談に回答したデヴィ夫人。東京都議会のセクハラやじ問題についても言及し、「政治家があんなことを言う、そして5日間も黙っていたなんて有り得ない!」と怒り心頭。「今の日本の大人のモラル、道徳、倫理観のなさにショックを受けている」と危惧しながら、「犯罪をさらに増やすようなことにはなって欲しくないけれど、かつてないスゴイ映画を見たい人は見て」と語った。
小松は、「たくさんの方に見てほしいけど、特に高校生や同世代の方たちに今までにない衝撃を受けていただきたい」とアピール。デヴィ夫人は、本作でスクリンデビューを飾った小松に「初めてなのにお上手でしたね」と褒め言葉を送り、小松も「いつもテレビで見ているけれどおキレイです。すごく良い匂いがする」とほほ笑んでいた。
「渇き。」は6月27日から全国で公開。
(C)2014「渇き。」製作委員会
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