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役所広司、“史上最低”の親父役は「気持ちよくやらせてもらった」

2014年6月9日 21:10

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中島哲也監督4年ぶりの最新作
中島哲也監督4年ぶりの最新作

[映画.com ニュース] 中島哲也監督が「告白」以来4年ぶりに手がけた最新作「渇き。」の完成披露試写会が6月9日、都内で行われ、主演の役所広司小松菜奈清水尋也橋本愛國村隼、オダギリジョー、中谷美紀、中島監督が舞台挨拶に立った。

作家・深町秋生氏による第3回「このミステリーがすごい!」大賞受賞作「果てしなき渇き」を映画化。突然失踪した優等生の娘・加奈子(小松)の消息をつかもうと、荒くれ者の元刑事・昭和(役所)が独自の調査に乗り出すが、娘の恐ろしい“素顔”を知るにつれ、愛憎入り交じった狂気に取り憑かれていく。

原作にほれ込んだ中島監督は、念願の映画化を果たし「こんな映画にお金を出してくれるところなんてないと思っていた。最初は自主映画で作ろうとも思っていたけれど、役所さんがオファーを受けてくれたことが大きかった。血だらけで目を伏せたくなるようなシーンもあると思うけど、最後まで見ればちゃんとした人間ドラマとしてメッセージを受け止めてもらえると思う」と仕上がりに自信をのぞかせた。

パコと魔法の絵本」以来、およそ6年ぶりに中島監督とタッグを組んだ役所は、「こういう映画は企画が通りにくいもの。中島監督だからこそ成立した」と全幅の信頼。“史上最低”の父親役を怪演し、「気持ちよくやらせてもらった。中島監督がくださる役は強烈な個性の持ち主なので、参加するのがいつも楽しみ」と久々の汚れ役を満喫した様子。本作で本格的に女優デビューを果たした小松も、「初めての映画で難しい役どころ。豪華な女優俳優さんと共演するのもプレッッシャーや心配があったけど、皆さんの支えのおかげで最後までやり遂げられた」と充実感をにじませた。

激しく“共闘”した「嫌われ松子の一生」以来、約9年ぶりに中島組に戻ってきた中谷は、「中島監督から悪口は言わないように言われている(笑)」と前置きした上で、「思い返すと監督に助けられたことばかりで、むしろ感謝するばかり。目をそらしたくなるような人間の本質に真っ向から向き合い、エンタテイメントに昇華させることができる監督」と最敬礼。「告白」に続き中島組に参加した橋本も、「大好きな作品。4~5年ぶりにご一緒したけれど、役者を一番大事にしてくるところは変わっていなかった」と改めて敬意を表した。

この日15歳の誕生日を迎えた清水は、R15+指定の本作をようやく鑑賞できる年になり、「こんなに大きい作品に関わるのは初めて。友だちにも見てほしいけど、重い内容なので『覚悟はできたか?』と確認はとる」と慎重だった。

渇き。」は6月27日から全国で公開。

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