市川由衣&池松壮亮が濃密な男女の愛を体現する「海を感じる時」予告編を入手!
2014年5月29日 07:00
原作は、1978年に作家の中沢けい氏が当時18歳で第21回群像新人賞を受賞した同名小説。少女が大人の女へと目覚めていく繊細な内面を精緻につづり、現役女子高生が書いたスキャンダラスな作品として話題を呼んだ同作を、「blue」「僕は妹に恋をする」の安藤尋監督のメガホンで映画化した。
授業をさぼり新聞部の部室で暇をつぶしていた女子高生の恵美子は、3年生の先輩・洋から突然キスを迫られる。洋は、ただ女の人の体に興味があっただけで、相手は誰でもよかったと言うが、父親を亡くし、厳格な母の下で愛を知らずに育った恵美子は、それでも洋に愛されることを求め、何度も体を重ねていく。
「サイレン FORBIDDEN SIREN」以来8年ぶりの映画単独主演を務める市川が、少女から女へと変貌を遂げようとする恵美子に扮し、美しくも切ないラブシーンを披露するなど、大胆な場面にも挑戦。一途な思いや葛藤する心の揺れを表現し、これまでのイメージを覆すかのような演技を見せている。公開された予告編でも、下着姿やラブシーンも辞さず、また、時に感情をむき出しにする、真に迫った演技の数々を確認することができる。
相手役の洋には、「愛の渦」「ぼくたちの家族」ほか、今年だけでも8本の映画出演作が公開されるなど、引っ張りだこの若手実力派・池松が扮し、市川とともに、恵美子と洋の後戻りできない愛の世界を体現している。
「海を感じる時」は9月13日から全国公開。