ホラー秘宝まつり、7月開催！新作＆「サスペリア」「マーターズ」など傑作登場

［映画.com ニュース］キングレコードが独自のラインナップを展開するホラーレーベル「ホラー秘宝」が、7月5～18日に東京・キネカ大森で、ホラー映画祭「夏のホラー秘宝まつり」を開催することが決定し、バラエティに富んだラインナップが発表された。劇場未公開作「ブラインド」「マウント・ナビ」「エクソシスト・キルズ」をはじめ、「サスペリア」「バスケット・ケース」などの名作や「マーターズ」など17作品が上映される。

日本初上陸となる「ブラインド」「マウント・ナビ」「エクソシスト・キルズ」。アン・サンホ監督のサスペンススリラー「ブラインド」は、犯罪現場に遭遇した視覚障害者の恐怖を描き、“韓国のアカデミー賞”と呼ばれる大鐘賞映画祭で主演女優賞、シナリオ賞に輝いた。「マウント・ナビ」は、千葉誠治監督がPOV（主観映像）方式に挑戦。中部地方の山奥で、惨殺死体とともに発見されたビデオカメラが記録した衝撃的な映像を映す。「マチェーテ」シリーズのダニー・トレホが神父を演じた「エクソシスト・キルズ」（ジャスティン・プライス監督）は、悪霊憑きが流行する近未来を舞台に、最新鋭の武器で戦いを挑むエクソシストの活躍を描く。

また、ダリオ・アルジェント監督の名作「サスペリア」「サスペリア・テルザ　最後の魔女」、フランク・ヘネンロッター監督作「バスケット・ケース」など、14作品がスクリーンによみがえる。ほかに、パスカル・ロジェ監督のカルト作「マーターズ」や「トールマン」、「屋敷女」で知られる監督コンビ、ジュリアン・モーリーとアレクサンドル・バスティロによる「リヴィッド」、気鋭ホラー監督26人が参加したオムニバス「ABC・オブ・デス」、「先生を流産させる会」（内藤瑛亮監督）、「クソすばらしいこの世界」（朝倉加葉子監督）など、ホラーファンにはたまらないラインナップになった。

同映画祭では、5作品鑑賞すると1作品無料となるスタンプラリー、チケットの半券提示で通常料金1500円が1100円になるリピーター割引を実施。全作品を鑑賞すると、ホラー秘宝のラインナップからDVD1枚がプレゼントされ、トークショーなどイベントも催される。