品川ヒロシ監督、藤原竜也から人柄を絶賛され恐縮「僕の低い好感度が上がれば」
2014年1月28日 21:35

[映画.com ニュース]品川ヒロシ監督の最新作「サンブンノイチ」のワールドプレミアが2月28日、神奈川・川崎チネチッタで行われ、主演の藤原竜也、「ブラックマヨネーズ」の小杉竜一、中島美嘉、原作の木下半太氏、品川監督が舞台挨拶に立った。
連載途中だった木下氏の原作を読み、フライング気味に脚本を書き進めたという品川監督は「半太さんが作ったクライム小説に、出演者の皆さんが命を吹き込んでくれた」と誇らしげだ。そんな品川監督に対し、藤原は「監督は格好いいんです。優しくて、良きリーダーとして現場ではスタッフさんからも愛されていた男前」と最敬礼。これには品川監督も恐縮しきりだったが、「僕の低い好感度が少しでも上がれば」と喜んでいた。
この日は、「ウルフ・オブ・ウォールストリート」のプロモーションのため、レオナルド・ディカプリオやマーティン・スコセッシ監督らが来日中でほぼ同刻に都内でプレミアを開催中。品川監督は、映画の舞台となった川崎でのイベントに駆けつけた客席を見渡し、「よくぞこっちを選んでくれました。マスコミの皆さんも、何で? 映画では竜也君や美嘉ちゃんの普段見られない部分が詰まっていますので、楽しんでいって」と深々と頭を下げた。
「ドロップ」「漫才ギャング」を大ヒットさせた品川監督が、初めて手がける他者原作の映画化。人生の一発逆転をかけて銀行強盗を成功させた小悪党3人が、手に入れた大金を3分の1ずつ分け合うはずだったが、少しでも取り分を増やすために壮絶な駆け引きとだまし合いを展開する。
「サンブンノイチ」は、4月1日から全国で公開。
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