ジョセフ・ゴードン=レビット、米版「風立ちぬ」で堀越二郎に!菜穂子はエミリー・ブラント
2013年12月17日 12:03

[映画.com ニュース] 実力派人気俳優ジョセフ・ゴードン=レビットが、宮崎駿監督の長編引退作「風立ちぬ」のアメリカ吹き替え版で、声優を務めることがわかった。ゴードン=レビットは、オリジナル版で庵野秀明監督(「ヱヴァンゲリヲン」シリーズ)が演じた主人公・堀越二郎を担当する。また、若手女優・瀧本美織が抜てきされた里見菜穂子役は、「LOOPER ルーパー」で共演したエミリー・ブラントに決定している。
ゴードン=レビットは、ディズニーアニメ「トレジャー・プラネット」でも主人公の少年ジムの声優を行った経験を持つ。今回、自身のFacebook(https://www.facebook.com/JoeGordonLevitt)でアフレコの模様を公開しており、「もののけ姫」「千と千尋の神隠し」のファンを公言しているだけに、どのように演じるのか注目が集まる。
ゴードン=レビット、ブラントのほかブラントの夫で俳優のジョン・クラシンスキーが二郎の同僚・本庄(西島秀俊)、マーティン・ショートが黒川(西村雅彦)、マンディ・パティンキンが服部(國村隼)、ウィリアム・H・メイシーが菜穂子の父(風間杜夫)、ベルナー・ヘルツォークがトカストルプ(スティーブン・アルパート)、メイ・ホイットマンが二郎の妹・加代(志田未来)役で参加する。
「風立ちぬ」は、「崖の上のポニョ」(2008)以来、約5年ぶりに宮崎監督がメガホンをとった長編作。飛行機に魅了された若き航空技術者・二郎の半生を通じて、関東大震災や経済不況に見舞われ、やがては世界大戦に突入していった1920年代を描き出す。第71回ゴールデン・グローブ賞外国語映画賞にノミネートされたほか、第87回アカデミー賞長編アニメ部門にエントリーしており、「The Wind Rises」として2014年2月21日に全米公開される。
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