大物プロデューサーのアーノン・ミルチャン、イスラエルのスパイと告白
2013年11月30日 12:15
[映画.com ニュース] 「ヒート」「L.A.コンフィデンシャル」「ファイト・クラブ」などを手がけてきたイスラエル出身の大物プロデューサー、アーノン・ミルチャンが、イスラエルのスパイだったことが明らかになった。
米バラエティによれば、ミルチャンは先頃、イスラエルのテレビ番組「Uvda」に出演。ハリウッドに渡って映画プロデューサーとして活躍する一方で、イスラエルの核開発プロジェクトに協力する兵器ディーラーとしての裏の顔を持っていたことを告白した。
以前からスパイ疑惑がささやかれていたミルチャンは、「祖国のためにやったことで、私は誇りに思っている」と語り、「20代の若造が、自分の国からジェームズ・ボンドになるチャンスを与えられる気持ちが分かるか? ワオ! それはエキサイティングだった」と打ち明けた。
ミルチャンは製作・配給会社ニュー・リージェンシーを創設し、セルジオ・レオーネ、マーティン・スコセッシ、マイケル・マン、オリバー・ストーン、デビッド・フィンチャー、ロバート・デ・ニーロ、ブラッド・ピット、ラッセル・クロウといった巨匠、スターたちとコラボレートしてきた。1970年代からこれまでのプロデュース作品は、120本以上に及ぶ。ミルチャンは、来年3月のアカデミー賞で有力候補と目されている新作「12 Years A Slave」も手がけている。
「ヒート」
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